シュテフェン・ツバー
投函日:2018/09/04
返信日:2018/09/14
ほぼすべての年代別代表でプレーし、ロシアW杯メンバーとしても活躍したスイス代表のサイドアタッカー
非常に高いキック精度を持ち、際どいコースへのコントロールシュートやパスを得意としている。またボールタッチが柔らかくスピードがあり、高い足元の技術で多彩なドリブルでの突破力も見せる。
ツバーは突如ブンデスリーガに登場した、ホッフェンハイム加入当初はほぼ無名の選手だったんですが、シーズンを重ねるごとにメキメキと力をつけてきて、今年のロシアW杯メンバー入りまで登ってきた遅咲きの逸材です(^^♪
W杯が終わった今季はナーゲルスマン監督のもと、タイトル獲得やCLでの世界へのアピールに燃えているんじゃないかなと思います。
はっきり言って今のツバーなら夏にもっと大きなクラブへ移籍してもおかしくなかったぐらいなんですが、個人的にはドイツにいてくれたほうが楽しいです(^^;)
ツバーはサッカー選手として総合的な能力が高いので、極端に言えばGKとCB以外はすべて適性があるといってもいいほど♪
本質的には一番力を発揮できるのがサイドハーフやウイングなのは確かですが、このチームでは状況に応じてセンターからサイドバック、さらにはトップの選手としても起用される本物のユーティリティプレイヤーです(^^♪
どういうところにフォーカスするかによってツバーのポジション争いの見方がまったく変わってくるんですが、とりあえず今のホッフェンハイムが完全なサイドハーフを置かないシステムを採用してるため、本来のツバーのポジションでの争いはないに等しいものです(^^;)
ではツバーが起用される場所はというと、3センターの右か左かになります♪
ここは前回までも書いてきたようにシーズン前から負傷者が続出していて、少しイレギュラーな起用が目立つ場所になっています。
3センターの中央にボランチ的な位置づけでグリリッチュが入っているから、その両脇をナーゲルスマン監督がうまく組み合わせている感じですね。
もう一度おさらいすると、本来センターハーフができるデミルバイ、ガイガー、アミリが不在な現時点で、ツバーのほかにビッテンコート、グリフォ、クラマリッチ、ノルトヴェイトといった本来は別のポジションの選手が任されている状態です。
中でもビッテンコートはツバーに最も質が近いプレイヤーで、本来はサイドが主戦場なんですが、今のところあまり前でプレーできてないのでツバー同様にもったいない試合が続いています(>_<)
ただ試合を見ている限り、両ウイングバックのカデジャーベクとシュルツの攻守にわたる貢献が大きいのでなんとかやれてはいるものの、やっぱりツバーやビッテンコートの持つ本来の攻撃力は今後のCLのことを踏まえても計算に入れたいなと思いました。
ホッフェンハイムの直近の試合を見た感じ、前線のジョエリントンやサライやネルソンといったフレッシュな選手の活躍もあって少しずつ調子は上がってるように見えます♪
CLなどでミッドウィークの試合も多くなってこれからハードになっていきますが、ナーゲルスマン監督の采配にも期待されます。
ツバーにとっては10月に代表招集もかかると思うので、怪我なく試合をこなしてもらって、クラブではまたサイドで躍動する姿が見られたらいいなと思います(^^♪