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スティーヴン・スクリブスキ(シャルケ)

スティーヴン・スクリブスキ

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2018/11/25

Congratulations on your fist Bundesliga GOAL !!!

 vs 1. FC Nürnberg(H〇5-2)

 

投函日:2018/11/27

返信日:2018/12/15

 

 

 

ウニオン・ベルリンの下部組織出身のドイツ人ストライカ

スピードと高い瞬発力が特徴であり、足元でしっかりボールをとらえるテクニックも持っているのでシュート精度も高いアタッカー。

 

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 スクリブスキは今夏にウニオン・ベルリンから移籍(推定移籍金350万€)してきました(^^♪

根っからのベルリンっ子のスクリブスキはそれまでウニオン・ベルリン一筋でしたが、チームと共に1部昇格は叶わずについにシャルケへの移籍を選びました。

2部でもそれなりの実績があるなかで、20代後半にようやくブンデスリーガでのプレーが見れるのは嬉しかったですね♪

長くシャルケでプレーしていた元日本代表の内田篤人(現鹿島アントラーズ)は1年だけ一緒にウニオン・ベルリンでプレーしましたが、スクリブスキとは逆パターンのような感じでしたね(^^;)

 

 

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クリブスキの加入が決まった時のkicker

昨季の2部リーグ得点ランキング4位のストライカーともなれば、どこからか声がかかるのは当然の流れ♪

シャルケは攻撃陣でいえば今夏にゴレツカとマイヤーという大きな戦力が抜けたことでもっと大きな補強も予想されていたけど、FWという枠に関してはほとんどの選手が残っていたので、前線でも中盤でも起用できるスクリブスキとウートを獲得しました♪

のちにこの冬にディ・サントがスペインのラージョにレンタルされましたが、それを踏まえてもシャルケのFW陣はここ近年ではなかなか層が厚いほうだと思いますね(^^♪

 

 

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 スクリブスキも開幕から出遅れてしまい、シャルケでのデビュー戦は10月になってしまいました(>_<)

それから12月ごろにも負傷したりしてて、前半戦の試合への出場は単発的なものばかりになってしまったけど、相手が良かったのかニュルンベルク戦で初ゴールを含む2得点をあげたことは監督にも好印象だったと思います♪

 

 

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なんと最近のヘルタ戦ではシェプフとスタンブリがやや重傷を負っただけでなく、スクリブスキも大腿にダメージを受けました…(T_T)

これでまたコンスタントな試合出場からはずいぶん遠ざかってしまったけど、折れずに頑張ってほしいなと思います。

 

 

今季のスクリブスキのポジション争いについて

今季はいろんなシステムや選手起用を試してきたテデスコ監督でしたが、後半戦にようやく4バックで落ち着いてきて、4-4-2または4-2-3-1で今はやってるんじゃないかと思います♪

クリブスキは右サイドもできると思いますが、1トップか2トップでしか使われていないようなので今回はそのポジションの選手をリストアップします!

 

29歳  ディ・サント(アルゼンチン代表)

29歳  コノプリャンカ(ウクライナ代表)

29歳  ブルクシュタラー(オーストリア代表)

27歳  ウート(ドイツ代表)

26歳  スクリブス

22歳  トイヒャート

21歳  エンボロ(スイス代表)

20歳  ハジ・ライト

18歳  クトゥチュ

合計9名→8名

 

無理やりトップやシャドーで起用されたマッケニーやメンディルをFWとするのは無理があったし、シェプフや冬に加入したマトンドも適性はあるはずなんですがあえて除外しました(>_<)

それでもこれだけの選手が前線にいるという状況を見れば、たぶんこの10年間の中でも最多になるんじゃないかと思います♪

年齢は一番上から下までが10歳差もある中で、普通はエースとされるFWがドン!といるものですが、今季は多くも少なくも全員が試合に出ているという非常に変動の激しいポジションです(^^;)

ただそれは単に争いが激しいわけでなくて、今季のシャルケは絶えず負傷者に悩まされ続けているのが大きな理由であり、先に言っておくとエンボロは11月に中足骨骨折で今季絶望とされていて自動的にポジション争いから離脱しています(>_<)

コノプリャンカは攻撃的なポジションならどこでもやれるし、持ち前のドリブルテクニックとコントロールシュートはサイドやトップ下のほうが武器になるのであまり前線では起用されません。

コノプリャンカだけでなく、シャルケにはカリジウリやベンタレブなどキックに定評がありアシスト能力の高い選手が揃っているから、ポジショニングが良くて飛び出しもうまく、対人でも強さを発揮できるブルクシュタラーとウートは自動的にファーストチョイスとなります(^^♪

残るスクリブスキ以外の若手となるライトとトイヒャートとクトゥチュの4人で3番手争いをしていると思うんですが、トイヒャート以外は少ない試合の中でゴールも記録していて、誰が起用されてもおかしくないイーブンな立場だと考えています♪

U19ブンデスリーガというカテゴリーで爆発的な得点力を誇るクトゥチュに関してはすごく興味があるし、エネルギッシュなストライカーとして高いポテンシャルを見せるライトにも注目しています。

クリブスキが怪我から復帰したとしても、代表クラスのブルクシュタラーとウートの壁の前に、期待の若手たちとの争いを勝ち抜かないといけない難しさがありますね(>_<)

 

 

気づいたら降格圏がちらついている、調子に波があるシャルケ(>_<)

バイエルン戦ではルディが早々に交代してしまったアクシデントはあったけど、この絶対王者相手にいきなりブルマを先発させたのは失敗だったと思う。

よほど決定的な理由がないならチームの闘いに慣れてたナスタシッチを無難に先発させたほうが良かった(-_-)

これはもとから勝つつもりがなかったテデスコ監督が悪いんじゃないかな…。

このあとのリーグ戦3試合ぐらいがシャルケの残留を占う試合になりそうです。

 

ジャン=フィリップ・マテタ(マインツ)

ジャン=フィリップ・マテタ

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投函日:2018/10/09

返信日:2018/11/26

 

 

 

シャトルーとリヨンの下部組織出身のアフリカ系フランス人ストライカー

若くしてほぼ完成されたともいえるフィジカルを武器に、その身体能力を活かしたパワーだけでなくテクニックとエネルギーを兼ね備えた万能型のストライカー。ゴール前での対人戦やポストプレーに強く、高い決定力を誇っている。

 

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マテタは今夏にリヨンから移籍(推定移籍金1000万€)してきました(^^♪

昨季はフランス2部のル・アーヴルにレンタルされてたけど、そこで17得点で得点ランキング2位の活躍でした♪

残念ながらリヨンのトップチームではほとんど出番がありませんでしたが、マインツにやってきてその伸びしろには驚きました。

強いの一言でしたし、ひょっとしたらフランス人選手としてはエムバペに次ぐブレイクもあるんじゃないかと、個人的にも大きな期待を寄せています(^^♪

 

 

 

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マテタの移籍が決まった時のkicker

マインツが1000万€近くを投じた選手は少なくともここ10年はいなくて、ニューカッスルに移籍した武藤の穴埋めとしてはかなり大胆な補強になりました(^^;)

プレミアリーグ勢からの誘いもあったそうですが、本人も語るようにブンデスリーガが好きということでとても嬉しく思います♪

一方のリヨンでは、マテタと入れ替えに同い年で今は同じU21フランス代表の仲間でもあるムサ・デンベレ(かのベルギー代表MFと同じ名前ですが別人です)を獲得していて、マテタの移籍金を元手にちゃっかり補強した形です(^^;)

 

 

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マテタもストリートサッカー出身の選手らしいです(^^♪

ブラジルなんかも代表的ですけど小さいころから日常の遊びの中に常にサッカーがあって、その延長上でプロになってる選手はたくさんいます♪

そういう選手たちは才能もあるかもしれないけど、自由な発想やセンスが鍛えられていて、環境が良くない(たいていきれいな芝生でボールを蹴ることがない)ことも多いからメンタリティも育つし何より野生の感覚が身につく。

たとえば昨年のバロンドールを受賞したクロアチア代表のモドリッチは、子供の時は故郷が紛争の真っ只中にも関わらずひたすらボールに触れることで自分の未来を切り開いていった選手であり、国の過酷な事情の中で生きてきた決して恵まれた家系じゃなかったんです(>_<)

日本人は小さいころから整った環境で基本からみっちり仕込まれていて、はみ出し者は嫌われる指導体質にあるので、良い言い方をすれば真面目な民族ではあるけど、悪く言えば甘やかされてると言えますね(^^;)

 

 

今季のマテタのポジション争いについて

先週書いたクアイソンの内容とほぼ同じなので、一応記しておきますがマテタにフォーカスした話にしようと思います(^^;)

ただクアイソンがもともと中盤の選手なのに対してマテタは完全なるFW(ストライカー)なので少し立場は違っているとも言えます。

 

28歳  ウジャ(ナイジェリア代表)

26歳  オニシウォ(オーストリア代表)

25歳  クアイソン(スウェーデン代表)

25歳  ベルグレーン(デンマーク代表)

21歳  マテタ

20歳  アバス

18歳  ブルカルト

合計7名

 

ウインガー系の選手を除くと残るのはマテタの他にウジャとベルグレーンぐらい…(^^;)

現状ではクアイソンとオニシウォはトップでもサイドでも起用できるけど、やっぱり先にあげた3人は明らかにトップの選手です。

言うまでもなくマテタがいちばんゴール前での強さがあって、苦手なプレーもなくてプレーの選択肢が広いのが有利なところであり、得点力を見ても間違いなくチームのナンバーワンストライカーだと思います♪

それに対抗しうるのがウジャのはずなんですが、どうも迫力と安定感に欠けていて、正直なところFWとしてじゅうぶんな戦力になれてなくて、2年過ごした中国で何があったのかなと思いたくなるぐらい…(>_<)

記憶があいまいですが、ケルン時代のウジャはカウンターサッカーに強いスピードと飛び出しの巧さがあったと思うんですけどね(^^;)

ベルグレーンはもう希望もなさそうな感じで、そんなわけでマインツのストライカーはマテタの一択になっていて、どんどん依存度が増してきてるような気さえします。

このマテタにいかにして点を取らせるかがチームのテーマになってきていて、中盤の得点力のなさがどんどん加速していくのが個人的に心配でなりません(>_<)

もともと中盤が本職のクアイソンが点を取れている今だからやれてる部分もあるけど、そろそろ何かを変えないと残留争いの気配がしてきます…。

現実に先週のアウグスブルク戦でマテタを抑えられただけで0-3の完敗を喫しているし、シーズン後半戦にもなれば対策もされるからチームとしての戦い方も今一度見直したほうがいいのでは?と。

マテタはマインツに欠かせない選手なので、いかに相手の守備を分散させるかにこのストライカーの得点力がかかっています!

 

 

昨日の試合でマインツはレヴァークーゼンに1-5という2週続けての大量失点で完敗でした(T_T)

試合を見ているとどうもベルとハックの2センターバックがマークに付ききれてなかったり、カウンターで戻りきれてなかったりするような気がしてます。

レヴァークーゼンほど前線に極端にタレントが揃ってると守りぬくのは難しいけど、まだまだマインツの失点グセは治らなそうです…(>_<)

 

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