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マルセル・ティセラン(ヴォルフスブルク)

マルセル・ティセラン

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2019/05/04

Congratulations on your first Bundesliga GOAL !!!

 vs 1.FC Nürnberg(H〇2-0)

 

 

投函日:

返信日:2019/05/30

 

 

 

フランスで生まれ育ったDRコンゴ代表のセンターバック

身体能力を活かしたボール奪取や対人戦が武器で、持ち前の運動量と反応の早さで広い守備範囲を持っている。ボールコントロールも良くビルドアップやロングパスにも定評があり攻守に活躍できる。

 

 

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ティセランは17ー18シーズンに2部に降格したインゴルシュタットから移籍(移籍金700万€)してきました(^^♪

インゴルシュタットが昇格したシーズンにフランスから渡ってきた選手でその時に初めて知った選手でした。

もともとフランスの名門であるモナコの出身であり、数年前は日本代表の昌子源も所属するトゥールーズでレギュラーとしてプレーしてたこともあるようです。

 

 

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ティセランが加入した時のkicker

加入した当初はレンタルでしたが、翌シーズンに完全移籍で複数年契約を結んでいます♪

加入のタイミングはブンデスリーガが開幕したばかりで、ヴォルフスブルクブルックスとブルマという2人の経験あるセンターバックが負傷離脱したため、緊急事態ということでティセラン獲得にいたりました。

まだこのころはさすがにクノッヘとウドゥオカイだけじゃ不安だったのでティセランが応じてくれて助かりましたね♪

 

 

今季のティセランのポジション争いについて

フランスでは右サイドバックとしても多くプレーしていてスキル的に適性もありますが、ヴォルフスブルクではセンタープレイヤーと位置付けられているのでセンターバックのみリストアップします♪

 

29歳  カマーチョ(元スペイン代表)

 ※負傷離脱:18年10月~シーズン終了

27歳  クノッヘ

27歳  ブルマ

26歳  ブルックスアメリカ代表)

 ※負傷離脱:19年4月下旬~シーズン終了

26歳  ティセラン(DRコンゴ代表)

 ※負傷離脱:18年11月下旬~19年1月

22歳  ツィーゲ

21歳  ウドゥオカイ

合計 7名

 

 

カマーチョセンターバックができるのでリストに入れましたが、あくまでボランチ要員なうえにそれ以前の問題として足首の手術とそこからの回復に長期間を要していて、結果的にシーズンのほとんどを欠場してるので争いどころじゃなかったです(>_<)

ツィーゲレに関してはレギュラー陣のアクシデントに備えてトップチームに登録していましたが、基本的にU23チームでの活動だったのでポジション争いに加わってもいないのが現実です。

ブルマは理由があったはずなのに覚えていないんですが、今季はずっとベンチ外で希望が持てなかったので、出場機会を求めて冬にシャルケにレンタル移籍しました。

ちなみにヴォルフスブルクは今季開幕前の夏のマーケットではセンターバックを一人も獲っておらず昨季から引き継いだ戦力だけです。

センターバックは固定されることが多く、今季のヴォルフスブルクで言えばまずブルックス&クノッヘが土台になっていて、しかもこの2人はほとんど怪我もなくタフな1年を過ごしました(^^;)

どちらも190㎝を越える大型のセンターバックでパワーとエネルギーで相手を制圧するタイプのDFで、特にクノッヘは攻守でセットプレーに強く、ブルックスは対人戦で強さを発揮したように思います♪

そのため3番手に控えていたウドゥオカイやティセランにセンターバックとして出番がまわってくることが圧倒的に少なかったです。

ウドゥオカイがほぼ常にベンチ入りしていましたが、ルシヨンの左サイドバックをカバーしてた時間のほうが長かったみたいで、意外なことに今季出場した全12試合では10勝2分の好成績でした(^^♪

そしてティセランのほうは開幕前から少し怪我で出遅れていて、その遅れが致命的となりほとんどベンチ入りもしなかったけれどシーズン前半にクノッヘに代わり3試合だけ、そしてシーズン終盤に負傷離脱したブルックスの代わりを務めたりとセンターバックとしてはウドゥオカイより少し多くプレーしています♪

最後のブルックスの負傷がなければティセランはほぼ出場なしだった可能性があるので、今後のことも考えたらチャンスもらえて良かったなと思います!

 

 

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これはティセランはパリでバケーション中ということでいいのかな(笑)

ヴォルフスブルクはフランクフルトをかわして来季のヨーロッパリーグ本戦出場権を獲得しました(^^♪

すでに移籍市場でいくつか動きがあり、レンタル組の放出や新戦力の獲得などありましたが、来る者も去る者もまぁ見事にほぼサイドプレイヤーなんですね(^^;)

センターフォワードボランチセンターバックの獲得がまだなので代表クラスの選手と交渉中なのか期待してしまいます。

去年の夏は中盤のセントラルプレイヤーは獲得ゼロだったのでそちらも少しテコ入れしていただきたい。

 

エヴァン・ヌディカ(フランクフルト)

エヴァン・ヌディカ

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投函日:

返信日:2019/05/20

 

 

 

両親はカメルーン人であるがフランスで生まれ育ったアフリカ系フランス人センターバック

高い身体能力を持ちながらそれに頼りすぎない的確な守備が持ち味で、ボール奪取やプレッシングに優れている。軽快なフットワークがあり足元の技術もしっかりしている。

 

 

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ヌディカは去年7月にオセールから加入(移籍金550万€)してきました(^^♪

オセールというのは2010年南アフリカW杯ごろを機にフランスの2部に落ちたっきりのチームです。

フランクフルトも最近じゃフランスからファレットやトゥーレやハラーをチームに引き入れているので何かしらフランスに人脈でもあるのかとは思いますが。

ヌディカは加入当時で18歳だったのでもちろんまったく知らない選手でした。

 

 

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ヌディカが加入した時のkicker

ある程度人数が揃ってたとは言っても、夏に獲得したセンターバックがほぼルーキーのヌディカとメキシコ代表のサルセドでした。

サルセドはたぶん即戦力として考えていたと思うけど、早くに負傷離脱した上に加入から半年で母国のクラブに移籍してしまっています(>_<)

センターバックとしての価値を完全に見出した長谷部を計算に入れたとしても、負傷を抱えやすいベテランのルスとアブラハムのフルシーズン起用が難しいことを考えたらもう一つ補強は必要だったと思います。

結局、冬にアウグスブルクからヒンテレッガーを取ることになったのでそこの甘さは認めたも同然でしょう。

長谷部は本職じゃないのに、ヌディカは10代で初の海外デビュー年なのに本当によく頑張ってくれたと思います(^^♪

 

 

今季のヌディカのポジション争いについて

ヌディカはサイドバックボランチでプレーすることも少々ありますが、フランクフルトは3バックを採用しているので大事なセンターバックの一人です♪

 

35歳  長谷部 誠(元日本代表)

 ※負傷離脱:18年12月上旬~12月下旬

33歳  ルス

 ※負傷離脱:19年3月中旬~シーズン終了

32歳  アブラハム

 ※負傷離脱:18年12月、19年2月~3月中旬

27歳  ファレット(ギニア代表)

26歳  ヒンテレッガー(オーストリア代表)

23歳  アルマミー・トゥーレ

 ※負傷離脱:18年11月下旬~19年2月下旬

19歳  ヌディカ

19歳  トゥタ

合計 8名

 

 

センターバックをリストアップしましたが、同じ国籍がいないというのが面白いですね(^^;)

フランクフルトは3バックと言ったけど、最初から3バックだったわけじゃなくて、開幕から数試合は4バックでヌディカとアブラハムセンターバックでコンビを組んでいました。

けど開幕ダッシュに失敗して長谷部を入れた3バックを採用すると、失点が減らせたわけでなくて予想以上に攻撃陣の活性化につながったみたいです。

サイドバックのダ・コスタもより前に出て持ち味が生かせるようになったし、長谷部はもともとパスは巧いし経験豊富で賢くて落ち着きもあるからDFラインを統率する力を持っていました。

つまり、長谷部がもし戦術にフィットしてなかったらフランクフルトの3バックは継続してなかったと思われます。

3バックになって以降、シーズン前半戦はヌディカと長谷部とアブラハムorルスで最終ラインを固めていました。

が、長谷部とアブラハムが離脱した12月ごろに復帰してきたサルセドが代役として活躍すると思いきや、強豪との連戦に耐えられずに12月は負け越してしまいました(>_<)

結局サルセドはあまりいい印象を残せないままチームを去ってしまいました。

リーグ戦とは裏腹にヨーロッパリーグではグループリーグ6試合をストレート勝ちするもんだからこれにはいろんな人が驚いたと思いますね(^^;)

 

シーズン後半、アウグスブルクでもバリバリのレギュラーだったはずのヒンテレッガーがなぜか半年間レンタルでフランクフルトにやってきました。

アブラハムの離脱時期とほぼ同じくしてチームにやってきたので、持ち前の対人戦の強さを活かして驚くほどすんなりと3バックに溶け込みましたね(^^♪

一時的にサイドバックが得意やトゥーレやファレットを試したときもあったけど、強さのヒンテレッガーと、機能性のヌディカと、インテリジェンスの長谷部という3人の壁はほとんど揺るぐことがなかったように感じます。

ヒンテレッガーに関してはヨーロッパリーグでも決勝進出の支えになったし、本当にいいタイミングで来てくれたと思うので貸してくれたアウグスブルクに感謝とボーナスがあっていいぐらいです(^^♪

冬にサンパウロから獲得したトゥタはヌディカと同い年ですが、ベンチ入りしたことはあっても出番はなくこちらは様子見といったところでしょうか。

 

 

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こんなツイートを見つけましたが、ヌディカはヨーロッパリーグ決勝を終えて今はU-20W杯を戦っているところです。

PSGから関心を寄せられているものの、少なくともまだ来季ぐらいはフランクフルトでプレーしてくれるはずです。

オリンピックか欧州選手権を区切りにステップアップの動きになるんじゃないかと個人的には予想します。

他のエンターバックの選手も退団の様子は見られず、ヒンテレッガーがアウグスブルクにそのまま戻ってしまうのなら長谷部らベテランの酷使はできないので最低でも2人は新しいセンターバックが必要だと思います。

 

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