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ティアゴ・アルカンタラ(バイエルン)

ティアゴ・アルカンタラ

Thiago Alcântara - Wikipedia

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投函日:2018/08/28

返信日:2018/11/12

 

 

 

元ブラジル代表のマジーニョの息子であり、さらに現ブラジル代表でバルセロナのラフィーニャの兄としても知られるスペイン代表のセンターハーフorボランチorトップ下

ブラジル仕込みの天性のテクニックとトリッキーなボールコントロールを駆使し、絶妙なタッチのドリブルに加えて効率的なパスを供給できる、広い視野と的確な判断力をバルセロナのカンテラで培った創造性豊かでとても展開力のあるゲームメーカー。ただし肉体的に丈夫な性質ではなく怪我の多さがウィークポイントでもある。

 

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ティアゴがいたころのバルセロナというのはサッカー史上最強と言われた時代だったし、イニエスタやメッシも全盛期でスターの宝庫だったから、あのころはあまりティアゴに注目していませんでした。

ただ、スペイン代表が優勝したU21欧州選手権は当時のケーブルテレビだったかスカパーだったかでがっつり放送があって、そのときの代表チームとティアゴが強烈に印象に残っていました(^^♪

ティアゴの他にそのときのメンバーで特に好きになった選手がフアン・マタとアンデル・エレーラで、マンチェスター・ユナイテッドにいるエレーラからは何年も前にふとしたきっかけでサインをもらったことがあります♪

このときのティアゴたちを見て「天才ってこういう選手たちなんだなぁ…」と初めてサッカーで思えた出来事がU21欧州選手権でした。

 

 

 

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昨年の春に契約延長した時のkicker

思えばいつの間にか今季でバイエルン在籍6期目を迎えるティアゴですが、バイエルンではただ一つだけチャンピオンズリーグのタイトルを持っていません(^^;)

不思議なことに、バイエルンは12-13シーズンのCLでドルトムントのファイナルを制して優勝していたんですが、ティアゴが移籍してきたのがその2か月後のことで、ヨーロッパ王者として出場したクラブW杯ではティアゴも主力としてタイトル獲得に貢献したという微妙な感覚を味わっています(笑)

のちに2014年のブラジルW杯でティアゴは怪我のためメンバー入りすることはなかったんですが、たらればですけどもしかしたらW杯までバルセロナに残っていたらまた違ったキャリアになったのかなとも思うこともあります(>_<)

 

 

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 そして今年行われたロシアW杯では、ティアゴも無事にメンバー入りを果たしました(^^♪

結果的にこの大会のスペインはジエゴ・コスタの活躍がハイライトになったぐらいで、総合的には不完全燃焼でトーナメントで開催国に負けるというあっけない幕切れでした。

ティアゴはというと4試合中の2試合に出場したものの、フル出場もなくあまり活躍できませんでした(>_<)

W杯前のロペテギ監督の電撃解任から就任したイエロ監督がチームを再建できるわけもなく、手探り采配のチームは以前みたいな流動的なポゼッションサッカーはできなくて、ただボールを大事にするだけのチームになっていました。

いくらイニエスタと言えど一人でゲームを背負えるほどの元気はもうなかったし、ティアゴみたいなゲームメーカーがもっと起用されても良かったなと今更ですが思うわけです。

W杯後はルイス・エンリケ監督がチームを引き継いで、ティアゴもスペイン代表の10番を着けてプレーするようになりました♪

 

 

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う~ん…やっぱり怪我してしまうティアゴ(T_T)

予定通りこの1か月後に復帰したけど、怪我さえなければリーグ戦フル出場しててもいいのに、プロになって10年ぐらいで未だに皆勤賞はなし!

ちなみにティアゴが不在の間はサイドバックのキミッヒがボランチとして穴埋めしてました。

 

 

今季のティアゴのポジション争いについて

ティアゴは中盤の中央で幅広くプレーできますが、『後ろ過ぎず前過ぎないアバウトなポジション』が向いているという意味でやっぱりセンターハーフが本職です。

2ボランチを採用した時にどうしても形としてのボランチにはなりますが、逆三角形や3センターのシステムに絞ってみてみます。

ボランチであろうとセンターハーフであろうとティアゴのライバルの顔触れは同じで、年齢順にスペイン代表のハビ・マルティネス、コロンビア代表のハメス・ロドリゲス、フランス代表のトリッソ、ドイツ代表のゴレツカ、ポルトガル代表のレナト・サンチェスと全員が代表クラスの選手たちです♪

 まず、この中で最年長のハビ・マルティネスは守備的な特徴が一番強く、2ボランチかアンカーを任されることが多いのでここからは外しましょう(^^;)

残った中で最も汎用性が高く、攻守両面で安定したパフォーマンスを見せられるのがゴレツカで、中盤に力強さをもたらす存在なのでこのポジションのナンバー1と言えると思います。

そのゴレツカの相棒として相性がいいのがティアゴで、この2人がセンターで並ぶのが一番安定していると(^^♪

そしてより攻撃的なオプションとしてゴールへの意識が高いハメス・ロドリゲスとレナト・サンチェスがサードチョイスとなるわけですが、前者はコンディション不安定とプレーの波が目立つようになったこと、後者は球離れが悪かったりチャンスを活かせなかったりで結果を残せていないことでコンスタントな活躍ができていない悩みがあります。

個人的にシャビ・アロンソの後継者として勝手に期待していたトリッソは開幕直後に大けがで長期離脱のため、少なくとも年明けからじゃないと競争には参加できない見通しです(>_<)

ざっとこういった感じだと思うんですが、まぁハメス・ロドリゲスもゲームメーカーとしていいキックの持ち主ですが、それでもティアゴのゲームメーカーとしてのセンスとテクニックはこの中でも飛び抜けているんじゃないかと思うんですね(^^♪

あとティアゴもそうですけどゴレツカ以外はなにかと怪我に見舞われることが少なくないので、不幸な接触による負傷ならともかく自分のミスでの怪我だけはしないでほしいなと願っています♪

 

 

ミッドウィークのライプツィヒ戦に勝利したバイエルンはまたじわりと首位のドルトムントに近づくことができました♪

これで今年は明日のフランクフルト戦でいったんリーグ戦が中断し、ちょうどシーズン折り返しになります。

もうすでにバイエルンはいくつか冬の補強に動いているとの情報も入っているのでその動向が凄く気になる(^^;)

 

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