アルフレド・モラレス
投函日:2018/10/23
返信日:2018/11/12
アメリカ人の父とドイツ人の母を持つアメリカ代表のセンターハーフ
運動量が豊富でパスカットがうまく、アグレッシブな守備が特徴で少々カードコレクターな面がある。機敏な身のこなしもできて、積極的な攻撃参加でシュートを狙うこともできる。
モラレスは今季からフリーでインゴルシュタットから加入しました(^^♪
インゴルシュタットが1部で戦っていたシーズンに、経験の少ない選手が多い中で精力的にプレーしてたのが印象的な選手です♪
当時のインゴルシュタットで自分にとって最も強烈なインパクトを残したのは現オーストラリア代表のレッキーで、レッキーをきっかけにインゴルシュタットのいろんな選手たちを気にするようになったわけです。
今季のデュッセルドルフは1部昇格の立役者でもあるノイハウスがメンヘングラートバッハへ移籍してしまい、彼は今もそちらで絶賛活躍中となっています(^^;)
その穴埋めとしてモラレスとシュテーガー(前所属はボーフム)というともに2部のチームからセンターハーフを補強して、今季はこの2人が主に中盤の支柱となっています♪
今季のモラレスのポジション争いについて
モラレスは他のポジションで起用されることもありますが、デュッセルドルフにおいてはシステムの都合上でセンターハーフかボランチ起用になります。
フンケル監督も前半戦はいろいろ試してみたと思うんですが、勝っている試合はだいたい2ボランチを採用した典型的な4-4-2で、センターハーフを並べたシステムは今後少なくなる可能性があります。
そうした場合にボランチとセンターハーフをひとくくりにしてみると年齢順にフィンク、ボジェク、モラレス(アメリカ代表)、ツィマーマン、シュテーガー、アンドレ・ホフマン、ソボットカ、フローズ(カナダ代表)、ドゥマンとなんと合計9名もいます(^^;)
ボランチという話であればどの選手も起用が可能ですが、センターハーフとなればそうはいかなくて、適性があるのはフィンク、モラレス、シュテーガー、フローズ、ドゥマンの5人に絞られます。
さらに現実的な戦力として絞っていくと、9人の中でフローズとドゥマンがまだ育成中とみることができるため外していいと思うし、さらにツィマーマンがサイドバックで完全にレギュラー化していて、ホフマンもセンターバック要員とされているので外しても大丈夫そうです。
よって残ったフィンク、ボジェク、モラレス、シュテーガー、ソボットカが事実上、中盤の中央を任される戦力だと言えるわけです♪
この中でゲームメーカーとしてのスキルと役割ができるのは明らかにシュテーガーだけで、彼はボランチとしてもセンターハーフとしてもそのバランスの良さで重宝され、このポジションのファーストチョイスと言えそうです。
攻撃のタスクを担うシュテーガーが欠かせない中、やっぱり総合力で他チームと見劣りするデュッセルドルフ…守備に対する優先度は必然的に高くなります(>_<)
大ベテランで10年もここでプレーしているフィンクの経験豊かな対応力とリーダーシップ、それに次ぐベテランのボジェクのDFとしての基本性能の高さ、アンカーとしても冷静に立ち回るソボットカの著しい成長が見られた前半戦を見ると、決してチャンスメーカーでもなければ器用な守備ができるわけでもないモラレスにとっては苦しいところがあります(>_<)
2センターハーフならシュテーガーと並べることでより攻撃的に戦えますが、バランスを重視した2ボランチだとモラレスのスタメン起用はだいぶ厳しいのではないでしょうか。
もっと言うとシュテーガーにはトップ下で攻撃の中心となる選択肢もあるため、そのときには2ボランチにボジェク&ソボットカで使うこともできるからさらにモラレスの使いどころがなくなる…(T_T)
個人的にはアンカーのソボットカにモラレス&シュテーガーの2センターはけっこう好きなので、この形で守備力を維持する方法があればいいなという無茶をひそかに願ったりしています(^^;)
年齢的なことを考えたら、フィンクとボジェクが中心となるのは今後のためにもよくないと思うので…。
今季の第8節終了時点でのデータだと思いますが、なんとモラレスが『総ファウル数』と『対人戦数』でトップに!
もちろん決してポジティブなことじゃないんですが、モラレスのプレースタイルがよく表れてたということです(^^;)
ファウルせずに止めるのはそれほど巧くないにしても、モラレスはしっかり相手に向かっていくのでそのメンタリティに技術がついていけばかなりいい選手になれます♪
後半戦、あんまり無茶しすぎてレッドカードもらわないように気を付けてほしいです!
さてデュッセルドルフは昨日からスペインで冬のキャンプを開始したそうです♪
ブンデスリーガ再開までにドルトムントを筆頭にいくつかのチームと練習試合を組んでいます。
さらにkickerによればこの冬にDFラインの補強に着手するとの情報も入ってきました。
いよいよ開幕したアジアカップと並行して各クラブの動きかも目が離せない(^^♪