ブンデスリーガ専門のサッカー馬鹿ブログ

サッカー全般で試合やオートグラフ 超がつくブンデスリーガのファン

ジャン=フィリップ・マテタ(マインツ)

ジャン=フィリップ・マテタ

f:id:reon07:20190204090543j:plain

 

 

投函日:2018/10/09

返信日:2018/11/26

 

 

 

シャトルーとリヨンの下部組織出身のアフリカ系フランス人ストライカー

若くしてほぼ完成されたともいえるフィジカルを武器に、その身体能力を活かしたパワーだけでなくテクニックとエネルギーを兼ね備えた万能型のストライカー。ゴール前での対人戦やポストプレーに強く、高い決定力を誇っている。

 

www.youtube.com

 

マテタは今夏にリヨンから移籍(推定移籍金1000万€)してきました(^^♪

昨季はフランス2部のル・アーヴルにレンタルされてたけど、そこで17得点で得点ランキング2位の活躍でした♪

残念ながらリヨンのトップチームではほとんど出番がありませんでしたが、マインツにやってきてその伸びしろには驚きました。

強いの一言でしたし、ひょっとしたらフランス人選手としてはエムバペに次ぐブレイクもあるんじゃないかと、個人的にも大きな期待を寄せています(^^♪

 

 

 

kicker.town

 

マテタの移籍が決まった時のkicker

マインツが1000万€近くを投じた選手は少なくともここ10年はいなくて、ニューカッスルに移籍した武藤の穴埋めとしてはかなり大胆な補強になりました(^^;)

プレミアリーグ勢からの誘いもあったそうですが、本人も語るようにブンデスリーガが好きということでとても嬉しく思います♪

一方のリヨンでは、マテタと入れ替えに同い年で今は同じU21フランス代表の仲間でもあるムサ・デンベレ(かのベルギー代表MFと同じ名前ですが別人です)を獲得していて、マテタの移籍金を元手にちゃっかり補強した形です(^^;)

 

 

kicker.town

 

マテタもストリートサッカー出身の選手らしいです(^^♪

ブラジルなんかも代表的ですけど小さいころから日常の遊びの中に常にサッカーがあって、その延長上でプロになってる選手はたくさんいます♪

そういう選手たちは才能もあるかもしれないけど、自由な発想やセンスが鍛えられていて、環境が良くない(たいていきれいな芝生でボールを蹴ることがない)ことも多いからメンタリティも育つし何より野生の感覚が身につく。

たとえば昨年のバロンドールを受賞したクロアチア代表のモドリッチは、子供の時は故郷が紛争の真っ只中にも関わらずひたすらボールに触れることで自分の未来を切り開いていった選手であり、国の過酷な事情の中で生きてきた決して恵まれた家系じゃなかったんです(>_<)

日本人は小さいころから整った環境で基本からみっちり仕込まれていて、はみ出し者は嫌われる指導体質にあるので、良い言い方をすれば真面目な民族ではあるけど、悪く言えば甘やかされてると言えますね(^^;)

 

 

今季のマテタのポジション争いについて

先週書いたクアイソンの内容とほぼ同じなので、一応記しておきますがマテタにフォーカスした話にしようと思います(^^;)

ただクアイソンがもともと中盤の選手なのに対してマテタは完全なるFW(ストライカー)なので少し立場は違っているとも言えます。

 

28歳  ウジャ(ナイジェリア代表)

26歳  オニシウォ(オーストリア代表)

25歳  クアイソン(スウェーデン代表)

25歳  ベルグレーン(デンマーク代表)

21歳  マテタ

20歳  アバス

18歳  ブルカルト

合計7名

 

ウインガー系の選手を除くと残るのはマテタの他にウジャとベルグレーンぐらい…(^^;)

現状ではクアイソンとオニシウォはトップでもサイドでも起用できるけど、やっぱり先にあげた3人は明らかにトップの選手です。

言うまでもなくマテタがいちばんゴール前での強さがあって、苦手なプレーもなくてプレーの選択肢が広いのが有利なところであり、得点力を見ても間違いなくチームのナンバーワンストライカーだと思います♪

それに対抗しうるのがウジャのはずなんですが、どうも迫力と安定感に欠けていて、正直なところFWとしてじゅうぶんな戦力になれてなくて、2年過ごした中国で何があったのかなと思いたくなるぐらい…(>_<)

記憶があいまいですが、ケルン時代のウジャはカウンターサッカーに強いスピードと飛び出しの巧さがあったと思うんですけどね(^^;)

ベルグレーンはもう希望もなさそうな感じで、そんなわけでマインツのストライカーはマテタの一択になっていて、どんどん依存度が増してきてるような気さえします。

このマテタにいかにして点を取らせるかがチームのテーマになってきていて、中盤の得点力のなさがどんどん加速していくのが個人的に心配でなりません(>_<)

もともと中盤が本職のクアイソンが点を取れている今だからやれてる部分もあるけど、そろそろ何かを変えないと残留争いの気配がしてきます…。

現実に先週のアウグスブルク戦でマテタを抑えられただけで0-3の完敗を喫しているし、シーズン後半戦にもなれば対策もされるからチームとしての戦い方も今一度見直したほうがいいのでは?と。

マテタはマインツに欠かせない選手なので、いかに相手の守備を分散させるかにこのストライカーの得点力がかかっています!

 

 

昨日の試合でマインツはレヴァークーゼンに1-5という2週続けての大量失点で完敗でした(T_T)

試合を見ているとどうもベルとハックの2センターバックがマークに付ききれてなかったり、カウンターで戻りきれてなかったりするような気がしてます。

レヴァークーゼンほど前線に極端にタレントが揃ってると守りぬくのは難しいけど、まだまだマインツの失点グセは治らなそうです…(>_<)

 

スポンサードリンク