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レナト・タピア(フェイエノールト)

レナト・タピア

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投函日:2018/08/20

返信日:2019/01/01

 

 

 

トウェンテの下部組織出身でペルー代表のボランチ

身体能力に優れていて足も速く、対人戦に強くボール奪取やタックルなど球際の激しさが武器である。ドリブルやパスも苦手とせず、守備から攻撃への切り替えにも活躍できる。

 

 

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タピアは2016年の冬にトウェンテから移籍(推定移籍金240万€)してきました(^^♪

もともと点を取るのが得意ではない守備の選手でありながら、トウェンテでは当時19歳で1シーズンに5ゴールを取ったことでルーキーとして印象に残っていました♪

フェイエノールトは個人的にオランダで一番好きなチームでずっと応援してきたので期待が大きかったです。

 

 

www.willem-ii.nl

 

残念なことに、今冬に出場機会を求めて同じオランダのヴィレムにレンタル移籍してしまいました(>_<)

タピアは今季でフェイエノールトで4シーズン目を迎えていましたが、オランダ代表クラスがひしめくフェイエノールトでポジションをつかみ取るのはやっぱり難しかったみたいです…。

加入した最初の2シーズンは、今は10番としてチームの中心的存在になっているヴィリェナと、今はサウジアラビアでプレーしているモロッコ代表のエル・アフマディがボランチまたはセンターハーフとして君臨し続けて、この2人以外がそこでプレーする試合はほとんどありませんでした。

3シーズン目となる昨季、小さいころからやっていたこともあるセンターバックとしてタピアが定着しつつあったシーズンだったけど、ボランチとしてはトールンストラもオプションに加わっていて、センターバックとしても最終的にシーズンの半分も出番をもらえませんでした。

そして4シーズン目となる今季、いよいよタピアの今後が危ういことを示す決定的な出来事として、開幕前にサウサンプトンからクラシー(オランダ代表)をレンタルで、ユトレヒトからはアユーブ(モロッコ代表)をフリーで獲得するという強力なボランチ要員の補強があったことです。

それはタピアをレギュラーとして登用するつもりがあれば起こりえない補強であり、事実としてアユーブの負傷が続いた前半戦でさえもほとんどチャンスをもらえませんでした…(>_<)

だいぶ長くなったけどこういう経緯があって、タピアは今冬からプレーの場をヴィレムに移して飛躍を誓っています♪

 

 

今季のタピアのポジション争いについて

タピアの本職はボランチですが、高い守備力と空中戦も当たり負けしない強さがあってセンターバックとしてもじゅうぶんに計算できる選手だと思っています。

けど冬にチームが変わってしまってるので、前半戦のフェイエノールトと後半戦のヴィレムとで分けて書いていきます♪

 

フェイエノールト(前半戦)

31歳  ボテギン

31歳  ファン デル ハイデン

29歳  マルティナ(キュラソー代表)

29歳  トールンストラ(オランダ代表)

27歳  クラシー(オランダ代表)

25歳  アユーブ(モロッコ代表)

24歳  ヴィリェナ(オランダ代表)

24歳  ファン ベーク

23歳  タピア(ペルー代表)

19歳  ヴェールマン

18歳  ヘールトルイダ

18歳  ケクチュ

18歳  ブルガー

合計13名

 

書いてるだけで疲れるぐらい、ボランチセンターハーフセンターバックに人材が集中してるのがフェイエノールトです(^^;)

面白いのが年齢上位3人がセンターバックで、あとはファン・ベーク以外は中盤の選手という極端さでしょうか。

サイドの選手が少ない代わりに強力なウインガーがいるため、中盤を3枚にして3トップを採用するのが基本と思っています。

その中盤の3枚はアユーブが万全でないことも影響があるのか、新戦力のクラシー以外は例年通りでヴィリェナとトールンストラでほぼ固定されています。

センターバックがかなり流動的でやっぱりベテランに頼りがちな傾向があって、ここ世代交代の意味も込めてうまくタピアを入れてもらえないのかなと考えたけど、さすが現役時代もDFやってたせいかファン・ブロンクホルスト監督は厳しい…(>_<)

まぁタピアはあくまで今季いっぱいのレンタルなので、まだ来季にむけてこのチームでの望みはあると信じてます♪

 

 

ヴィレム(後半戦)

29歳  アニタ

26歳  ポル ジョンチ

25歳  リーフティンク

23歳  タピア(ペルー代表)

22歳  サディキ

21歳  クロウリー

20歳  アカイナク

合計7名

 

このチームではタピアは完全にMF要員らしいのでボランチセンターハーフができる選手だけをリストアップしました。

さすがにヴィレムに関して詳しくはないのであくまでデータを見ながらになりますが、並びは違うもののフェイエノールトのように中盤に3枚置くスタイルが基本のようです。

そして名前が挙がった中で驚いたのが、なんとリーフティンク以外の全員が今季からの新戦力というところ。

そのリーフティンクは秋ごろから負傷離脱してて復帰までもう少し時間がかかるとのことです。

開幕からコンスタントに中盤を支えているのがクロウリーとポル・ジョンチで、特にクロウリーはキープ力とキック精度に優れているチャンスメーカーです♪

タピアはたぶん2ボランチでポル・ジョンチと組むか、3センターでクロウリーの右でプレーするかだと思われ、加入してからは試合に出続けています(^^♪

唯一アヤックス時代によく知っていたアニタは秋ごろからスタメンについていたみたいですが、タピアが加入した年明けからはずっと途中出場しているようです。

トップ下としても機能するクロウリーを除くと力関係では飛び抜けたライバルがいないので、とりあえずタピアはここでならシーズン終了までしっかり試合に出られそうな感じで安心しました♪

ちなみにヴィレムはアカイナクみたいな数人のドイツ人と、イサクやアヴディヤイみたいなブンデスリーガから武者修行中の選手がいます。

 

 

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たまたま前節がタピアにとってレンタル元のフェイエノールト戦だったわけですが、なんとヴィレムがアウェイで逆転勝利(^^♪

ヴィレムがフェイエノールトに勝ったのはおよそ5年ぶりのことです(^^;)

今季のヴィレムはかなり好調で、もしかしたら21世紀に入って最高の順位で終われるかもしれないし、ヨーロッパリーグ予選出場権獲得も射程圏内となっています♪

タピアはこのままフェイエノールト以外で居場所を見つけるのか、それともフェイエノールトに戻ってレギュラーをつかみ取るのか、注目していきたいと思います!

 

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