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エヴァン・ヌディカ(フランクフルト)

エヴァン・ヌディカ

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投函日:

返信日:2019/05/20

 

 

 

両親はカメルーン人であるがフランスで生まれ育ったアフリカ系フランス人センターバック

高い身体能力を持ちながらそれに頼りすぎない的確な守備が持ち味で、ボール奪取やプレッシングに優れている。軽快なフットワークがあり足元の技術もしっかりしている。

 

 

www.youtube.com

 

 

ヌディカは去年7月にオセールから加入(移籍金550万€)してきました(^^♪

オセールというのは2010年南アフリカW杯ごろを機にフランスの2部に落ちたっきりのチームです。

フランクフルトも最近じゃフランスからファレットやトゥーレやハラーをチームに引き入れているので何かしらフランスに人脈でもあるのかとは思いますが。

ヌディカは加入当時で18歳だったのでもちろんまったく知らない選手でした。

 

 

kicker.town

 

ヌディカが加入した時のkicker

ある程度人数が揃ってたとは言っても、夏に獲得したセンターバックがほぼルーキーのヌディカとメキシコ代表のサルセドでした。

サルセドはたぶん即戦力として考えていたと思うけど、早くに負傷離脱した上に加入から半年で母国のクラブに移籍してしまっています(>_<)

センターバックとしての価値を完全に見出した長谷部を計算に入れたとしても、負傷を抱えやすいベテランのルスとアブラハムのフルシーズン起用が難しいことを考えたらもう一つ補強は必要だったと思います。

結局、冬にアウグスブルクからヒンテレッガーを取ることになったのでそこの甘さは認めたも同然でしょう。

長谷部は本職じゃないのに、ヌディカは10代で初の海外デビュー年なのに本当によく頑張ってくれたと思います(^^♪

 

 

今季のヌディカのポジション争いについて

ヌディカはサイドバックボランチでプレーすることも少々ありますが、フランクフルトは3バックを採用しているので大事なセンターバックの一人です♪

 

35歳  長谷部 誠(元日本代表)

 ※負傷離脱:18年12月上旬~12月下旬

33歳  ルス

 ※負傷離脱:19年3月中旬~シーズン終了

32歳  アブラハム

 ※負傷離脱:18年12月、19年2月~3月中旬

27歳  ファレット(ギニア代表)

26歳  ヒンテレッガー(オーストリア代表)

23歳  アルマミー・トゥーレ

 ※負傷離脱:18年11月下旬~19年2月下旬

19歳  ヌディカ

19歳  トゥタ

合計 8名

 

 

センターバックをリストアップしましたが、同じ国籍がいないというのが面白いですね(^^;)

フランクフルトは3バックと言ったけど、最初から3バックだったわけじゃなくて、開幕から数試合は4バックでヌディカとアブラハムセンターバックでコンビを組んでいました。

けど開幕ダッシュに失敗して長谷部を入れた3バックを採用すると、失点が減らせたわけでなくて予想以上に攻撃陣の活性化につながったみたいです。

サイドバックのダ・コスタもより前に出て持ち味が生かせるようになったし、長谷部はもともとパスは巧いし経験豊富で賢くて落ち着きもあるからDFラインを統率する力を持っていました。

つまり、長谷部がもし戦術にフィットしてなかったらフランクフルトの3バックは継続してなかったと思われます。

3バックになって以降、シーズン前半戦はヌディカと長谷部とアブラハムorルスで最終ラインを固めていました。

が、長谷部とアブラハムが離脱した12月ごろに復帰してきたサルセドが代役として活躍すると思いきや、強豪との連戦に耐えられずに12月は負け越してしまいました(>_<)

結局サルセドはあまりいい印象を残せないままチームを去ってしまいました。

リーグ戦とは裏腹にヨーロッパリーグではグループリーグ6試合をストレート勝ちするもんだからこれにはいろんな人が驚いたと思いますね(^^;)

 

シーズン後半、アウグスブルクでもバリバリのレギュラーだったはずのヒンテレッガーがなぜか半年間レンタルでフランクフルトにやってきました。

アブラハムの離脱時期とほぼ同じくしてチームにやってきたので、持ち前の対人戦の強さを活かして驚くほどすんなりと3バックに溶け込みましたね(^^♪

一時的にサイドバックが得意やトゥーレやファレットを試したときもあったけど、強さのヒンテレッガーと、機能性のヌディカと、インテリジェンスの長谷部という3人の壁はほとんど揺るぐことがなかったように感じます。

ヒンテレッガーに関してはヨーロッパリーグでも決勝進出の支えになったし、本当にいいタイミングで来てくれたと思うので貸してくれたアウグスブルクに感謝とボーナスがあっていいぐらいです(^^♪

冬にサンパウロから獲得したトゥタはヌディカと同い年ですが、ベンチ入りしたことはあっても出番はなくこちらは様子見といったところでしょうか。

 

 

twitter.com

 

こんなツイートを見つけましたが、ヌディカはヨーロッパリーグ決勝を終えて今はU-20W杯を戦っているところです。

PSGから関心を寄せられているものの、少なくともまだ来季ぐらいはフランクフルトでプレーしてくれるはずです。

オリンピックか欧州選手権を区切りにステップアップの動きになるんじゃないかと個人的には予想します。

他のエンターバックの選手も退団の様子は見られず、ヒンテレッガーがアウグスブルクにそのまま戻ってしまうのなら長谷部らベテランの酷使はできないので最低でも2人は新しいセンターバックが必要だと思います。

 

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