最近までこんな大会ができたことをまったく知りませんでした。
まだ概要のみが発表されていますが、日本語版の正式なサイトなどもなかったので、今回はUEFAのサイトを引用し、自力で翻訳してみることにしました(^^;)
もし間違ってる点があれば指摘していただいたり、欧州サッカーファンの方には拡散してもらえたらいいなと思います(^^♪
まずこの代表チームのリーグ大会は、ある時点でのUEFAランキングに基づいてグループA~Dの4つに組み分けされ、それぞれでさらに細かくグループ分けをされ、ホーム&アウェイ方式のリーグ戦を行うというものです。
第1回となる来年開催される2018-19シーズンは、画像のような組み分けがすでに確定しています。
まずはそのレギュレーションをみていきましょう♪
『リーグA(12チーム)』
ドイツ、ポルトガル、ベルギー、スペイン、フランス、イングランド、スイス、イタリア、ポーランド、アイスランド、クロアチア、オランダ
・3チームずつの4つのグループに分かれ、各グループ1位の4チームが2019年6月に決勝ラウンド(準決勝、3位決定戦、決勝戦)を行い、UEFAネーションズリーグ王者を決する。2018年12月に、決勝ラウンドを行う開催国を4チームの中から選出する。
・各グループで最下位となった4チームは、次回大会で「リーグB」へ降格する。
・各グループ1位がEURO2020の出場権を持っていなかった場合、2020年3月に同大会予選プレーオフを行いEURO2020出場権を争う。
『リーグB(12チーム)』
オーストリア、ウェールズ、ロシア、スロバキア、スウェーデン、アイルランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、北アイルランド、デンマーク、チェコ、トルコ
・3チームずつの4つのグループに分かれ、各グループ1位の4チームが次回大会で「リーグA」に昇格し、各グループ最下位の4チームが次回大会で「リーグC」に降格する。
・各グループ1位がEURO2020の出場権を持っていなかった場合、2020年3月に同大会予選プレーオフを行いEURO2020出場権を争う。
『リーグC(15チーム)』
ハンガリー、ルーマニア、スコットランド、スロベニア、ギリシャ、セルビア、アルバニア、ノルウェー、モンテネグロ、イスラエル、ブルガリア、フィンランド、キプロス、エストニア、リトアニア
・3チームのグループが一つと、4チームのグループが3つのグループに分けられる。各グループ1位の4チームが次回大会で「リーグB」に昇格し、各グループ最下位の4チームが次回大会で「リーグD」に降格する。
・各グループ1位がEURO2020の出場権を持っていなかった場合、2020年3月に同大会予選プレーオフを行いEURO2020出場権を争う。
『リーグD(16チーム)』
アゼルバイジャン、マケドニア、ベラルーシ、ジョージア、アルメニア、ラトビア、フェロー諸島、ルクセンブルク、カザフスタン、モルドバ、リヒテンシュタイン、マルタ、アンドラ、コソボ、サンマリノ、ジブラルタル
・4チームずつの4つのグループに分かれ、各グループ1位の4チームが次回大会で「リーグB」に昇格する。
・各グループ1位がEURO2020の出場権を持っていなかった場合、2020年3月に同大会予選プレーオフを行いEURO2020出場権を争う。
ざっとこんな感じでしょうか?
大きなポイントは2つあるように感じました。
一つは少なくともランキング上では同格のチーム同士でしか試合が行われないこと。
二つ目はEURO欧州選手権など他大会との兼ね合いがあること。
日本では余計な大会だとか、強豪チームの選手がハードすぎるとかいろいろ危惧されていますが、近年少しずつ力を付け始めているヨーロッパの中堅クラス下位チームの底上げにはなるのかなと思います。
そもそもヨーロッパ自体がサッカーの中心であり、中堅か少し下でもアジア上位と何らそん色ないレベルですよね?
親善試合とか強化試合を組みづらくなるかもしれないけど、ヨーロッパチームにとってはお互いを高めあうし、真剣勝負にもなるので若手の活躍の場としてもシミュレーションできるしいいシステムではあると思います♪
ロシアW杯後にすぐに開催されるので、DAZNなどで放送があれば欧州サッカーファンはきっと退屈しませんね(^^♪