ブンデスリーガ専門のサッカー馬鹿ブログ

サッカー全般で試合やオートグラフ 超がつくブンデスリーガのファン

キングスレイ・コマン(バイエルン)

キングスレイ・コマン

Kingsley Coman - Wikipedia

f:id:reon07:20181222091449j:plain

 

 

投函日:2018/08/28

返信日:2018/11/12

 

 

 

パリ・サンジェルマンの下部組織出身の、ヨーロッパで期待される若手のフランス代表のウインガーorサイドハーフ

 驚異的なアジリティとスピードが持ち味の快速ドリブラーで、相手のプレッシャーを振り切るのが得意。エリア内に仕掛けることもできるが縦への突破が多く、シュートよりはクロスの意識が高い隠れたチャンスメーカー

 

www.youtube.com

 

 コマンはバイエルンで今季4季目となりますが、2季目まではユヴェントスからのレンタル移籍で、昨季からようやく完全移籍(推定2100万€)になりました(^^♪

これまでパリ・サンジェルマン、ユヴェントス、バイエルンと3つのすべてのチームでリーグ戦と国内カップ戦のタイトルを取っていて、若手としては厳しい立場の中で常にプレーしてきましたね(^^;)

当時のユヴェントスでは中盤のセントラルで強みのある選手がそろっていたから、今のロナウドやディバラみたいにウインガーの起用も少なかったし、コマンとしてはチーム戦術に合わなかったのかもしれない。

 

 

kicker.town

 

完全移籍が決まった時のkicker

このときにコマンよりサイドアタッカーとして優遇されていたドウグラス・コスタがユヴェントスへレンタル(今季から完全移籍になった)して、バイエルンには本格的なサイドアタッカーがベテランのリベリーとロッベンしか残ってなかったので、いよいよリベリーからコマンにレギュラー交代か!?と個人的には思ったわけです(^^;)

ところがシーズンの大半で左サイドを務めたのはやっぱりリベリーで、コマンはリベリーが負傷していたしばらくの期間を先発していたぐらいで完全にリベリーからポジションを奪うことはできなかった…(>_<)

どうしてもバイエルンはリベリーに頼ってしまうし、コマンとリベリーはスキルやレベルに差があるというより、チームを引っ張れる働きかできるかどうかが決定的な違いなんだと思うんです。

直接的にゴールをアシストする点ではコマンが微妙に勝っていますが、リベリーのいわゆる「ボール持たせれば何かやってくれそう感」がまだコマンには足りてないんでしょうか(^^;)

もちろんリベリーにかぎらずコマン自身も何かと負傷がちな面は残念なところです(>_<)

 

 

 

kicker.town

 

さてロシアW杯も終わり(母国フランスは優勝するもコマンは怪我で出れず…)、今季こそはレギュラーを!と臨んだ今季でしたが開幕戦にて負傷(T_T)

思ったより離脱期間は長くて、復帰した12月中旬までまたしても左サイドはリベリーのものに…。

この間のバイエルンのサイドはリベリーを軸に、調子の上がらないロッベンと、今季からプレーするニャブリで前半戦の大部分を闘ってきました♪

前半戦のリベリーの頼もしさには恐れ入ったの一言でしたが、やっぱりどんどん無理がきかなくなってきて本当に引退が見え始めているなという印象です(>_<)

 

 

 

kicker.town

 

この若さで怪我しながらもビッグクラブで実力を示してきたわけだから、W杯に出れなかったこともかなりへこんだと思う。

よく「若いんだから次頑張れよ」と日本人は言うけど、その一瞬はその時にしかないし、サッカーにおけるすべての闘いはそぞれぞれがたった一つしかないので挑戦できずに終わったら悔しいですよね。

コマンの怪我のしやすさはフィジカル面だけでなくてプレースタイルにもよるかもしれないし、例えば足だけじゃなく体ごとドリブルするとか、相手との間合いで駆け引きするとか、多くの若手選手がそうやって壁を乗り越えてきてるから、コマンにもそれができると信じています!

 

 

 今季のコマンのポジション争いについて

コマン自身は左サイドでのプレーを好んでいると明言していて、どうやらドリブルの際のタッチやリズムがやりやすいと感じているようで、右利きですし右サイドであってもシュートやクロスに困ることはありません。

バイエルンのサイドアタッカーは年齢順にリベリー(元フランス代表)、ロッベン(元オランダ代表)、トーマス・ミュラー(ドイツ代表)、ニャブリ(ドイツ代表)、コマン(フランス代表)、チョン・ウヨン、シャバニがいます。

最後の2人はユース上がりの10代でまだまだ実践は先になりそうで、ミュラーはもともとトップ下の選手ですがここ数年でウイングからセンターフォワードまでプレーの幅を広げて攻撃的なポジションをどこでもこなすようになりましたね。

ロッベンはドリブラーとしてのキレがどんどんなくなってきて、今はリベリー以上にフィジカル的に限界に近付いていると言えるので競争に苦しんでいます。

リベリーにしても体は相当キツイはずで、今の活躍があればこそ起用されてはいるけど、後半戦もその勢いで頑張ってくれと言うのは酷な気がします(>_<)

そうなると、現状で左にリベリー、右にコマンというのが一番しっくりくると思うんですが、本来なら左にコマン、右にニャブリでやっていくべきだと個人的には考えています。

コマンもニャブリも怪我とは縁のある悩ましい選手ではあるけど、それさえなければクオリティの高いサイドアタッカーなので、なんとかこの2人で安定して戦えるようにもっていきたいところ…。

サイドがもっと中のミュラーとレヴァンドフスキと流動的なチームワークを見せられれば、前半戦より得点力が伸びると思います♪

 

 

ということで、まずはこのウィンターブレイクはなにより『怪我をしないこと』

 できれば怪我防止を優先したトレーニングに集中できればいいかなと(^^;)

あとは冬に合流が決まった新戦力のアルフォンソ・デイヴィス(カナダ代表)もウインガーで、噂では17歳にしてかなりの天才ドリブラーと言う話です♪

この17歳はコマンたちのポジション争いとチームの今後に影響するのかしないのかも見どころですね(^^♪

 

ではみなさんよいお年を~♪

スポンサードリンク