投函日:2018/10/09
返信日:2018/12/22
デュッセルドルフの下部組織出身でトーゴ代表のサイドアタッカー
テクニカルなボールタッチとスプリントを駆使した快速ドリブラーで、スペースを突くのが得意でありドリブルからのパスもシュートも使い分けられる。
ベブは昨季にデュッセルドルフから移籍(推定移籍金500万€)してきました(^^♪
ハノーファーの1部復帰初年度に加入して、開幕すぐに結果を残して存在感を発揮した選手でした♪
個人的にはブンデスリーガでこれまでいいなと思ったアフリカ人のサイドアタッカーでは、メンヘングラートバッハのイブラヒマ・トラオレ(ギニア代表)以来久しぶりでした。
年齢的にまだまだ伸びしろもあると思ったのでこれからのステップアップにも期待しています♪
ベブが加入した時のkicker
移籍決定のタイミングは夏のマーケットが終了するギリギリの月末でした(^^;)
当時はすでにブンデスリーガも開幕していましたが、昇格組となるハノーファーはそれなりの戦力の入れ替えがあった節目の時期でした。
今季も主力としてプレーするオストルツォレクやコルブやシュヴェグラーやエッサー、さらにこの冬にレンタルから復帰してきたジョナタスもベブと同期加入でした(^^♪
昨季は移籍初年度でも今と変わらずサイドだけでなく2トップや2列目をこなして、主力を誇ったフュルクルクやハルニクらをサポートして、負傷はありながらもベブ自身も肩を並べる活躍ができました♪
今季開幕からコンスタントに攻撃のキーマンとしてやってきたのに、昨年の秋から負傷離脱しています(>_<)
当初の発表ではそれほど重症ととれる内容じゃなかったんですが、年が明けてからもベンチ外なところを見るとかなり厳しい状況なんだと思います…。
同じく昨年末から長期離脱中のフュルクルクと同じように、今季中の復帰を目指しているところと思いますがベブのほうはトレーニングを再開したとも聞きました。
シーズンの中ごろでフュルクルクとベブという2人の武器を失ったことは前任のブライテンライター監督を悩ませました。
今季のベブのポジション争いについて
今季のベブは負傷するまでの10試合で先発出場をしていて、その内訳は右サイドハーフで5試合、ウイングが3試合、トップ下が2試合でした。
アシスト能力も得点力も兼ね備えるベブはオフェンシブなポジションを比較的どこでもこなせて、トップの選手としても数えられますがドル監督は4-4-2が好み?のようなので右サイドハーフの選手をリストアップします♪
31歳 ニコライ・ミュラー
27歳 原口元気(日本代表)
26歳 ウッフェ・ベック(デンマーク代表)
24歳 ベブ(トーゴ代表)
24歳 浅野拓磨(日本代表)
合計10名
前半戦は秋に負傷離脱するまでをほとんどベブが右サイドを務めていて、ベブのポジションによってはマイナやムスリヤやサレンセン・バゼーという若手がちょいちょい起用されてました。
ムスリヤは運動量が豊富でチャンスメイクもできてトップ下や左サイドもこなすユーティリティ性があるし、サレンセン・バゼーとマイナはベブと同タイプですがマイナはまだ粗削りなドリブラーだと思っています。
マイナもサレンセン・バゼーもベブと似たような時期に負傷離脱していて、サレンセン・バゼーについては今季絶望とも言われ、マイナはもうすぐ復帰できると言われています。
ベブとマイナとバゼーが秋から離脱したことで、前半戦の残りはそれまで左サイド中心だった原口が右にスライドしたり、けが人の影響で原口の起用法もめまぐるしく変わったと思います。
当然これだけ負傷者が出れば冬に補強が急務になるわけで、白羽の矢がたったのがハンブルクからレンタルで獲得したニコライ・ミュラーでした♪
ミュラーはサイドが本職でも、トップの選手としても優れたドリブルスキルや裏への飛び出しが得意で決定力が高いといったストライカーらしい一面も持っていて、サイドだけでなく負傷離脱したフュルクルクの前線もカバーできるまさに一石二鳥の人材だったと思います(^^♪
ドル監督に代わった後半戦は、原口がアジアカップに出ていた影響で少し変則采配がありましたが、右サイドはミュラーか原口でほぼ固まってきているかなと思います♪
ドル監督は浅野をFWと認識しているみたいなのでサイドはもうないと予想できるし、まだベンチ入りさえないベックとバラ―とエンガメスは今季の出場はなさそうな気がします。
個人的にはFWとしてのニコライ・ミュラーをかなり評価してるので、今のところは原口に代表でやってるようなプレーを任せて、ベブが戻ってこれるようなことがあったらまた原口を左に戻してもいいかなと考えています♪
Five actual goals and six proverbial points for Stuttgart 🔥📈 pic.twitter.com/PmXsSwJa2F
— Bundesliga English (@Bundesliga_EN) March 3, 2019
残念ながらハノーファーはシュツットガルトとの直接対決を落としてしまいました…(T_T)
これで最下位のニュルンベルクと同じく完全に自力だけじゃ残留できない状況になってしまったわけです。
下位3チームの今後の対戦相手はわりと共通相手が多いので、ハノーファーは勝利が絶対条件としながらシュツットガルトが取りこぼさないと難しい。