投函日:2018/08/20
返信日:2019/01/01
元プレミアリーグ得点王であり他にも数々のタイトルと記録を有している元オランダ代表のストライカー
サッカー史に残るであろう言わずと知れた左利きのウインガーで、卓越したテクニックに加えて恐ろしく正確で素早いボールさばきで相手を翻弄する。そのボールコントロールはパスでもシュートでも全く変わらず、スペースを見つけることや活かすことにも優れていて、年を重ねるごとにあらゆる選択肢でゴールを奪うことができるようになっていった万能型のストライカーとも言える。また多くのレフティが苦手としている右足の技術と精度も高いのがシンボルでもある。
ファン・ペルシーは昨季(17-18)の冬にフェネルバフチェから移籍金なしで移籍してきました(^^♪
今でこそセンターフォワードもやったりしてバリバリのストライカーって感じですが、当時たくさんのレジェンドたちがプレーしたアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドでは、ドリブルとターンが鋭い機敏なウインガーとしてサイドを面白いように切り裂く姿を鮮明に覚えています♪
特に印象に残っているアーセナルでのチームメイトで外せないのが元フランス代表の怪物アンリで、あとは中盤の選手でロシツキーとセスクが大好きでした。
今のアーセナルやユナイテッドも強いし好きな選手は多いけど、ファーガソン監督やヴェンゲル監督が指揮した圧倒的なチームは見ていて本当に楽しかったんです(^^♪
去年の秋には今季限りでの引退をちらつかせるニュース…。
まだ確定ではないけど、去年から母国のしかも古巣に帰ってきたことで、残りのキャリアは長くないだろうなとは思ってました(>_<)
日本じゃ40歳前後でがっつりレギュラーの選手はたくさんいるけど、外国人の選手生命はそれほど長くありません。
今年で36歳になるファン・ペルシーにとってはまだプレーできるとしてもちょうどいい時期なんだと思います。
残念ながら今季のフェイエノールトはマンネリ化のせいか調子が悪くて、カップ戦はすべて敗退していて、リーグ戦も勝ち点差は絶望的に近い数字なので、引退するとしてもタイトルで花を添えることはできないと思います(>_<)
今季のファン・ペルシーのポジション争いについて
フェイエノールトでのファン・ペルシーはウイングではなく3トップのセンターを任されているので、ウイングを含めたFWの選手たちをリストアップします。
28歳 ニコライ ユルゲンセン(デンマーク代表)
合計7名
ファン・ブロンクホルスト監督は4-3-3の3トップでセンターにファン・ペルシー、右にベルフハイス、左にラーションという構図を開幕からほぼ固定しています。
ファン・ペルシーは言うまでもなくこの中でダントツの決定力を誇りますが、ベルフハイスとラーションも見劣りしないぐらいにドリブラーとしてのテクニック、FWとしての得点感覚とキック精度を持った選手であり、非常に強烈な3トップです(^^;)
この3人がいかに相手の守備に穴を開けられるかでフェイエノールトの勝敗が決まるし、中盤がいかにしてこの3人の良さを引き出せるかでも勝敗が決まります。
個人的にはFWそれぞれが持つ力以上に、中盤の要であるトールンストラやヴィリェナがどれだけアイデアをもって攻守を担えるかが生命線だと思っています。
ファン・ペルシーはテクニックと得点力こそ健在であるものの、頻繁な負傷とコンディション不良が避けられないため、代役としてトップにユルゲンセンがたびたび登場することがあります♪
ユルゲンセンもたしかな決定力とゴールに対する嗅覚でかなり信頼できるストライカーだと思うし、自由で開放的なファン・ペルシーよりもチームプレーにおいて安定した選手だと言えます♪
こんな代表クラスの選手たちが並ぶ前線なので、フェンテとシニステーラは出番はもらえてるけど求められる水準が高くてかわいそうかもしれない(^^;)
なんと言っても引退が近いと言われる大ベテランのファン・ペルシーは無理がきかないので、ユルゲンセンとうまく使い分けながらやっていくしかないと思うし、両ウイングの2人が元気ならファン・ペルシーがウイングをやることもそんなにないかなと思います。
今週は代表ウィークのためリーグ戦が行われていません。
フェイエノールトからはデンマーク代表からユルゲンセン、オランダ代表からヴィリェナとベルフハイスが招集されています。
オランダ代表の2人はユーロ予選のベラルーシ戦では出番がありませんでした(>_<)
代表ウィーク明けにはフェイエノールトはユトレヒトとの試合に臨みます。