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マレク・スヒー(アウグスブルク) ★オートグラフ19/20

マレク・スヒー

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返信日:2019/10/24

 

 

 

スラヴィア・プラハの下部組織出身でチェコ代表のセンターバック

経験豊富で空中戦や球際など積極的にボールをカットしにいく体を張った守備が持ち味でリーダーシップを兼ね備えている。

 

 

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スヒーは2019年夏に契約満了となったバーゼルからフリーでアウグスブルクに加入しました(^^♪

プロになってからの約15年間で特に足踏みすることもなく、クラブでも代表でも多くの試合に出場してきました。

母国のチェコでキャリアが始まり、ロシア、スイスときてようやく欧州5大リーグと呼ばれるドイツへの移籍が実現しました。

バーゼルブンデスリーガのクラブとは強い結びつきがあり、バーゼルで活躍した選手はだいたいドイツにやってくるのが定番です。

スヒーは6年もの期間をバーゼルで過ごしていて、かつてブンデスリーガにいた選手、今もブンデスリーガにいる選手の多くがバーゼルでチームメイトでした。

今季のブンデスリーガでプレーする元チームメイトはたくさんいます。

スイス代表のエンボロ(メンヘングラートバッハ)とラング(ブレーメン)とシュテフェン(ヴォルフスブルク)とアカンジ(ドルトムント)、オーストリア代表のドラゴヴィッチ(レヴァークーゼン)、オランダ代表のボエティウスマインツ)がそうです。

逆にブンデスリーガからバーゼルに入った選手もいてスヒーと関わりのあるブンデスリーガの選手をすべて挙げたらかなりの数です(^^;)

今季のアウグスブルクもルーベン・ヴァルガスとリヒトシュタイナーという新旧スイス代表選手を獲得しているわけで、ここにきてもスヒーとスイスとの繋がりは続くなぁと勝手に面白がっています。

 

 

 

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今季のアウグスブルクのDF陣は結果的に大幅な入れ替えがありました。

特にスヒーと深く関係するポジションであるセンターバックの選手たちにはかなりあわただしい夏になりました(^^;)

マーケットが始まる早い段階で、主力のスタフィリディスのホッフェンハイム移籍とスヒーの加入は決まったと思います。

レンタル先で大活躍したフランクフルトのヒンテレッガーをフランクフルト側が買い取るのに決着するのに少し時間がかかって決まったのがブンデスリーガ開幕の少し前ぐらい…?

まぁでも流れ的にフランクフルトが確実にヒンテレッガーをゲットすることは誰もが予想できたことでした(^^;)

そのあとダンソがサウサンプトンにレンタルになったときにはもうアウグスブルクセンターバックの主力はほぼ全員いなくなってて、シーズンも始まったあとにヴォルフスブルクからウドゥオカイ、レヴァークーゼンからイェドヴァイをレンタルで獲得した時は2人とも所属元でも主力に近い選手なので正直驚きました。

リヒトシュタイナーの電撃加入もじゅうぶん驚いたけれど、これだけドタバタしてると、個人的に一度は欧州主要リーグで見てみたかったスヒーの加入が早めに決まって本当に良かったなぁと安心しましたね。

 

 

 

今季のスヒーのポジション争いについて

前任のバウム監督はは5バックや3バックを多用していましたが、昨季途中にシュミット監督になってからはほぼ4バックをベースとしています。

スヒーのポジションはセンターバックだけなのでシンプルにセンターバックの選手をリストアップします。

 

 

31歳 Czech Republic スヒー(チェコ代表)

 負傷離脱:2019/09/12~

28歳 Netherlands ハウウェレーウ

 負傷離脱:2019/08/01~2019/10/13

24歳 Croatia イェドヴァイ(クロアチア代表)

22歳 Germany ウドゥオカイ

21歳 Germany フェリックス・ゲッツェ

 負傷離脱:2019/03/28~

20歳 Croatia スタニッチ

20歳 England オックスフォード

合計 7名

 

 

新加入のスヒーだけがベテランと言える年齢で比較的若い選手が多いですね。

昨季の終盤から臀部に負傷を抱えていて復帰のめどが立っていないゲッツェを除いた6人が実際にポジションを争っている状況です。

いや、スタニッチについてもセカンドチームで経験を積んでいるところであり、イェドヴァイとウドゥオカイをレンタルしたことからもスタニッチは今季もセカンドチームで様子見じゃないかと思われます。

オックスフォードは今季はボランチとして途中出場が多く、センターバックとしてはちょっと軽さが気になるところでスタメンでの定着は難しそうです。

今季は中でもチーム歴が長くて守備のリーダー格としても期待していたハウウェレーウは、開幕前から怪我で大きく出遅れてしまい最近になってようやく試合に出られるようになっています。

このハウウェレーウがなかなか足元もしっかりしていてロングパスの精度が高いという点で他のセンターバックより攻撃面でのアプローチに優れています。

サイドバックもできて積極的な守備やボール奪取ができるイェドヴァイも一応ボールをさばける選手であり小回りもきくタイプです。

ウドゥオカイはいちばん長身であり対人での強さでアドバンテージがあり、ハウウェレーウとイェドヴァイに負けないぐらいボールに対する反応も速いです。

スヒーは守備に特徴が強い選手なので、運動量やテクニカルな部分でこれらの選手たちに劣っているため攻撃面でのサポートは望めません(>_<)

スヒーはさらに開幕から1か月で負傷離脱しているため、まずます若手たちと差をつけられてしまっています。

スヒーとハウウェレーウの離脱中はイェドヴァイ&ウドゥオカイでアグレッシブに守ってきましたが、ハウウェレーウのコンディションが整い次第、また先発に復帰する可能性があるためイェドヴァイかウドゥオカイが外れるかもしれません。

サイドバックにはマックスという頼れるプレースキッカーがいますが、イェドヴァイなら右サイドバックとしての可能性も見いだせるはずで、そうなればスヒーにもメンバー入りのチャンスはでてきます。

もともとシュミット監督はヴォルフスブルク時代にもウドゥオカイを指揮しているため、新戦力ではあるけどウドゥオカイのことをよく知っているシュミット監督なら彼を優遇するはず。

ストッパーとしても優秀なウドゥオカイと組ませるのがエネルギッシュなイェドヴァイか、配給センスのあるハウウェレーウか、統率力に優れた安定感のあるスヒーなのかは年明けには答えが出ていると思います。

 

 

 

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開幕からコンスタントに結果を残せていなかったアウグスブルクは代表ウィークを挟んだ直近の2試合で連勝しています(^^♪

グレゴリッチュの移籍発言問題や、エースのフィンボガソンの負傷離脱など不安要素はあるけれど、先週のヘルタ戦はそれを振り払うかのような今季一番の好ゲームになったと思います。

次節のケルン戦以降の年内の試合はライプツィヒを除けば近いレベルのチームが相手なので、アウグスブルクはここで勢いに乗って中位をキープしてシーズンを折り返したいところです。

 

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