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ニクラス・シュタルク(ヘルタ) ★オートグラフ19/20

ニクラス・シュタルク

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返信日:2019/11/05

 

 

 

ニュルンベルクの下部組織出身でドイツ代表のセンターバック

長身を活かした空中戦や対人での強さが持ち味で、安定した長短のパス精度を誇っている。走力にも優れていてボールに対する反応が早い。

 

 

 

シュタルクは2015年の夏にニュルンベルクから加入(移籍金は300万€で4年契約)しました(^^♪

チームでもすっかりおなじみの選手で今季は副キャプテンもやっています。

時期はそれぞれ違うけれど、サイドバックのプラッテンハルトやセントラルMFのレーヴェンはシュタルクと同様にニュルンベルクからヘルタにやってきた選手たちです。

シュタルクはまだ最近ドイツ代表に呼ばれるようになったばかりですが、U21とU19のカテゴリーでは主力として欧州選手権も制しています。

シュタルクは『フリッツ・ヴァルター・メダル』という各ユース年代別のドイツ人におくられる賞も受賞していて、U19部門で金メダルを受賞しました♪

いま広く海外サッカーファンに知られているキミッヒ(現バイエルン)やティモ・ヴェルナー(現ライプツィヒ)といった選手でさえ銀メダルか銅メダルだったので、当時のシュタルクはとても存在感のある将来を期待されたルーキーでしたね。

ドイツ代表のセンターバックフンメルス(現ドルトムント)やボアテング(現バイエルン)から世代交代が始まっていて、シュタルクは間違いなく2022年のカタールW杯のメンバー候補だと思っています。

 

 

 

www.kicker.de

 

シュタルクは今季で5シーズン目を迎えています。

加入時に2019年までだった契約は2022年まで延長しています。

シュタルクが加入した当初は、ほんの10年前までヘルタで選手としてプレーしていた元ハンガリー代表のパール・ダルダイが監督でした。

現在はその息子であるパルコ・ダルダイがヘルタのユースからトップチームに昇格しています。

ヘルタは元オランダ代表センターバックハイティンハアヤックスへ移籍してしまったので、シュタルクがその穴埋めとして加入しました。

シュタルクはシーズン中に複数の怪我をすることが多く、これまでシーズン通してトップコンディションでやりぬいたことはありません(^^;)

今季もシュタルクはすでに感染症による体調不良だったり鼻骨骨折だったりでメンバーから外れることもしばしばありました。

24歳のシュタルクはきっと今がキャリアで最も重要な時期にあると思っているので、シーズン後半は順調にプレーできたらいいなと願っています♪

 

 

 

今季のシュタルクのポジション争いについて

直近のレヴァークーゼン戦で確信しましたが、やっぱりクリンスマン監督は4バックをスタンダードにしていくみたいです。

シュタルクはボランチもできますが、いまさらグルイッチやダリダを差し置いてボランチやることもないと思うので、シュタルクはセンターバック一択でしょう。

 

 

29歳 Belgium ボヤタ(ベルギー代表)

 ※負傷離脱:2019/07/28~2019/09/02

25歳 Netherlands レキク(オランダ代表)

24歳 Germany シュタルク(ドイツ代表)

 ※負傷離脱:2019/10/11~2019/11/28

22歳 Germany トルナリガ

20歳 Germany バーク

合計 5名

 

 

バークがまだセカンドチームで修行中であると考えると、もともと3バックを採用していたチームにしてはセンターバックの枚数が少なめですよね(^^;)

昨季で退団してしまったルカッセン(現アンデルレヒト)とルステンベルガー(現ヤングボーイズ)の代わりに加わったのがボヤタだけですからね。

あえて経験豊富な選手を入れることによって守備全体を引き締める狙いもあったかもしれないし、既存の若手への期待と信頼もあったのかもしれません。

 

シーズン前半戦

ヘルタはアウェイのバイエルン戦で開幕という貧乏くじを引いてしまったけど、そのバイエルンに開幕で引き分けに持ち込みました。

ボヤタが怪我で出遅れたためにシュタルクとレキクでセンターバックを組みましたが、残念ながら開幕から4試合連続で2失点以上とゴール前の守備の脆さを露呈します(>_<)

一般的な評価としてはどちらかというとレキクの対応力に問題があったのでは?とも…。

代表ウィークを挟んだ9月と10月はボヤタが安定感ある体を張ったプレーで3連勝にも貢献しています。

ただし、そこからはまた大きく失点するようになっていてかなり順位を落としています。

ヘルタは2点取れる力があるけれど、2失点するとそれ以上返す力はないので基本的に2失点した時点でほぼ負けています。

チョヴィッチ監督が解任され、クリンスマン監督が就任後は派手に攻めることがなく、極端なリスクを避けた堅実な戦い方で2試合連続で1-0の勝利というヘルタらしくない勝負強さを見せました(^^;)

ここまではボヤタがしっかりチームにフィットしてきて間違いなくセンターバックの即戦力となり、これまで安定して出場機会を得ていたシュタルクはクリンスマン監督になってからは出番が減少していて、代わりにレキクが入るようになりました。

 

シーズン後半戦

シーズンを折り返してこれから気になるのは、クリンスマン監督が本当に使いたいのはシュタルクなのかレキクなのかというところ。

レキクは小回りが利いてアグレッシブなところがあるし、シュタルクには強さと冷静さがあって視野も広いです。

どちらも足元の技術はしっかりしているほうなので選ぶのは難しい…。

ストッパーとしてはボヤタが想像以上に安定してるので、ルーズボールの的確な処理や、カウンターに転じる際にアタッカーに正確にボールをあてる精度が求められると思うし、その点で優位なのはたぶんシュタルクのほう。

 レキクは柔軟なボールタッチができてドリブルスキルもそこそこあるから、センターバックに積極的な攻撃参加を求めるならレキクは活きると思いますけどね。

トルナリガが選択肢になる可能性は今のところかなり薄いので、後半戦も引き続きシュタルクとレキクでセンターバック争いが続きそうな気がします。

 

 

 

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次節は今年最後の試合となり、ヘルタは2位のメンヘングラートバッハをホームに迎えます。

累積警告でボランチのグルイッチが出場停止で、有力とされているのは若手のマイアーの先発ですが、相手が相手だけに経験豊富なダリダ&シャルブレッドのダブルボランチでしっかり守るほうがいい気も…(^^;)

もちろん長期的に見ればこういう時こそ若手にチャンスを与えるのがセオリーなんですけどね。

クリンスマン監督のもとで堅守を身につけたヘルタと、組織化された守備が特徴のメンヘングラートバッハ、どちらが相手ゴールをこじ開けるのか興味深い試合になりそうです(^^♪

 

 

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