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デーリー・シンクフラーフェン(レヴァークーゼン) ★オートグラフ19/20

デーリー・シンクフラーフェン

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父親は元プロサッカー選手・指導者であり、ヘーレンフェーンの下部組織出身のオランダ人サイドバックorセンターハーフ

突出して得意不得意はないが、パスセンスは高く視野も広いので後方からのサポートができ、状況判断力やポジショニングにも優れていてユーティリティ性を持っている。

 

 

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シンクフラーフェンは2019年の夏にアヤックスから完全移籍(移籍金は500万€で4年契約)してきました(^^♪

オランダからドイツにやってきたわけですが、アヤックスのあるアムステルダムからレヴァークーゼンまでは電車で日帰りも余裕なほどのなんてことない距離です。

アヤックスは言わずと知れたオランダの強豪チームで、オランダの多くの子供たちがこのクラブでプレーすることを夢見ています。

アヤックスは強いことももちろんですが、育成年代で有能な選手も多く輩出していますね。

シンクフラーフェンはヘーレンフェーンのユース育ちですが、一緒にトップチームに昇格したオランダ人DFのシン・ジュスト(現マインツ)が同じブンデスリーガでプレーしています。

他にもわずかな期間でしたがヘーレンフェーンではドイツ代表FWのウート(現ケルン)と、アヤックスではオランダ代表MFのクラーセン(現ブレーメン)とチームメイトだったのでブンデスリーガ選手との接点は意外に多いです。

シンクフラーフェンは怪我も多くてプレースタイル的に目立たないタイプではあるけど、アヤックスでは準レギュラーとして5年も在籍していてタレント性はあると思うので、次のW杯でオランダ代表入りを目指せるレベルになったらいいなと思います。

 

 

 

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kickerの記事にもありますが、シンクフラーフェンはボス監督が1年だけ指揮したアヤックス時代の教え子でもあります。

シンクフラーフェンが在籍していたときのアヤックスの監督の大半がセンターハーフボランチで起用したのに対して、ボス監督だけがシンクフラーフェンに主に攻守の左サイドで役割を与えた人物でした(^^♪

もともとレヴァークーゼンの左サイドバックはウェンデルしかいなかったので補強ポイントでしたが、シンクフラーフェンの獲得はボス監督自身の強い希望があったと思います。

基本的に移籍に関してはおとなしいレヴァークーゼンに対して、アヤックスはデ・リフト(現ユヴェントス)やフレンキー・デ・ヨング(現バルセロナ)の放出で破格の移籍金を手にして、サッカーファンの間じゃシンクフラーフェンの移籍なんて気にもとめられなかったでしょう(^^;)

また、アヤックスの左サイドバックにはアルゼンチン代表のタグリアフィコが君臨したために出場機会を得るのは難しく、シンクフラーフェンの移籍の判断は正しかったと思います。

こうしていろいろな条件が整った中での移籍なのでシンクフラーフェンには必ずこのチャンスを活かしてほしいです。

 

 

 

今季のシンクフラーフェンのポジション争いについて

シンクフラーフェン獲得の際にボス監督が明言した通り、シンクフラーフェンは基本的に左サイドバックをやります。

変則的にチームが3バックの時はセンターバックの左をやったり、左サイドハーフをやったりしますが、だいたいは4バックなので左サイドバックがメインです。

 

 

26歳 Brazil ウェンデル(ブラジル代表)

 負傷離脱:2019/10/19~2019/10/31

24歳 Netherlands シンクフラーフェン

 負傷離脱:2019/10/06~2019/11/28

21歳 Greece レトソス(ギリシャ代表)

合計3名→2名

 

 

冬にレトソスがプレミアリーグシェフィールド・ユナイテッドにレンタル移籍してしまったので、後半戦からの左サイドバックは完全にウェンデルとシンクフラーフェンの2人きりになってしまいました(^^;)

そもそもレトソスもセンターバックが本職でやるとしても右サイドバックが多いのであまり変わらないんですが…。

 

シーズン前半戦

シンクフラーフェンが開幕直前に軽い怪我をしてしまったので、まずは昨季に引き続いてウェンデルが左サイドバックを務めました。

シンクフラーフェンと比べるとウェンデルのほうがよりアグレッシブなスタイルで、守備面でも積極的にボールを奪いに行きます。

ヴェンデルのアグレッシブがポジティブに作用したこともあれば、ちょっとネガティブに作用したこともありました(^^;)

ただ、左のセンターバックでやるときにはなかなか頑張ってくれてましたね。

ちょうどCLの開催期間でウェンデルもシンクフラーフェンも怪我で離脱していたときがありましたが、そのときはキャプテンのラース・ベンダーが代役を果たしてくれました。

ボス監督は毎回攻撃陣に交代枠を使っちゃうので、ウェンデルがほとんどの試合でフル出場になりました。

 

シーズン後半戦

年明けからはシンクフラーフェンが左サイドバックで定位置についています。

シンクフラーフェンにかぎらず後ろの選手が起点を作ってくれるから、それが最近の攻撃陣の活性化につながっている一因だとは思いますが、チームとしてはまだまだ守備に課題を残しています(^^;)

ウェンデルとシンクフラーフェンはどちらもキックは得意ですが、ウェンデルはドリブラー、シンクフラーフェンはパサーの性質が強いです。

守備に置いても、ウェンデルはより相手との間合いを詰めてプレッシャーをかける守備をするのに対し、シンクフラーフェンは距離を取りながら予測と動き出しで守備をする印象です。

サイドバックなのでどちらがベストとは言い切れませんが、例えば対峙するアタッカーによっても相性の良し悪しがあるかもしれませんね。

ただレヴァークーゼンの攻撃陣の影響かもしれませんが、2人ともあまり積極的にオーバーラップするシーンはありません。

あまりゴールを狙える位置までは出てこないので、チームの課題と照らし合わせればやっぱり守備で優秀なほうを使うべきなんだと感じます。

ウェンデルもシンクフラーフェンも一長一短もちろんあるけど、いかに出た試合の中で好印象を残せるかだと思うし、シンクフラーフェンが今のパフォーマンスをキープできればこのままスタメンも継続していけそうです。

 

 

 

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レヴァークーゼンは次節のウニオン・ベルリン戦を終えたら、いよいよ来週からEL決勝トーナメントのポルト戦が始まります(^^♪

強敵ではあるけど、ホーム&アウェイならなんとか勝ち越せると個人的には予想しています。

ドルトムント戦の打ち合いはいったん忘れて、慢心せずにウニオン・ベルリン戦もしっかり勝って、ELに向けて弾みをつけたいところです。

 

 

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