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イジー・パヴレンカ(ブレーメン) ★オートグラフ20/21

ジー・パヴレンカ

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バニーク・オストラヴァの下部組織出身のチェコ代表GK

 

196㎝という恵まれた長身に加えて、素早い反応速度と跳躍で高いセービング能力を発揮する。長身であるがフットワークも良く、長距離・短距離のどちらからのシュートに対しても全身を使って反応する俊敏さも併せ持つ。

 

 

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パヴレンカは2017年の夏にスラヴィア・プラハから完全移籍(移籍金は300万€で3年契約)してきました(^^♪

ドイツにやってきた当初から特別に有名な選手ではなかったけど、同じチェコ代表GKの大先輩でもあるドロブニー(現ディナモチェスケー・ブジェヨヴィツェ)の後釜に実力派GKとして加入しました。

もともとブレーメンにもそれなりに優秀な若手がGKにも数人出てきていましたが、今でこそパヴレンカはブレーメンの顔でもあり、ブンデスリーガ屈指のGKとして成熟しました。

ドロブニーは昔のGKに近いタイプで、パヴレンカと違ってもっとどっしりと山のようにゴールを守る、そんなイメージのGKだった印象があります。

また、6つ年上のチームメイトでチェコ代表DFのゲブレ・セラシエはパヴレンカの移籍の際にはいろいろアドバイスをしてくれたそうです。

ちなみにバニーク・オストラヴァの下部組織出身者で個人的に記憶に新しいのは、ミランを中心にセリエAで活躍した元チェコ代表DFのヤンクロフスキです。

ヤンクロフスキはイタリアを去ったあと、故郷に帰って古巣のバニーク・オストラヴァに1年身を置いて、そのまま自身のキャリアの原点であるチームで現役を引退しています。

 

 

 

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パヴレンカは今季のブレーメンで4シーズン目を迎えています(^^♪

パヴレンカ加入当初のブレーメンではヴィートヴァルト(現エメン)が正GKでしたが、彼はリーズ・ユナイテッドに移籍してしまいました。

ただ、パヴレンカ獲得に関してはブレーメンスラヴィア・プラハの間で条件面の交渉に長引いていたと言われていて、もしパヴレンカを獲得できなかった場合に即戦力のGKを取るのが難しい状況でした。

超ベテランのドロブニーがパヴレンカの加入決定直前に契約を延長してブレーメンに残ってはくれたけど、こうして4年も守護神であり続けたパヴレンカを迎えることができてブレーメンは本当に良かったと思います。

ちなみに、2012年に元ドイツ代表GKのヴィーゼがブレーメンを去って以降、ブレーメンにはなかなか正GKとして複数年やっている選手がいなくて、パヴレンカはヴィーゼ以来になるブレーメンの圧倒的守護神と言えます。

パヴレンカは少なからず他チームからも注目・評価されているけど、今のところパヴレンカに移籍の意思があるとは聞いたことないので、まだ1年半はブレーメンとの契約が残ってるけど今後どうなるのか気になります。

 

 

 

パヴレンカのポジション争いについて

サッカーにおけるGKの枠はどんなチームでも必ず一つです。

GKのことを書くときはなかなか選定基準を見定めるのは難しいですよね(^^;)

極論、代表クラスのGKを除いたら監督の好みじゃないかと思うんですよね。

でも、たいていは経験と資質に基づいて正GKは決まるとは思います。

 

 

28歳 Czech Republic パヴレンカ(チェコ代表)

25歳 Greece カピノギリシャ代表)

21歳 Germany ヘスラー

合計 3名⇒2名

 

 

今のブレーメンのGKは実はたったの2人だけです(^^;)

ギリシャ代表GKのカピノがいましたが、出場機会を求めてつい最近に2部のザントハウゼンにレンタル移籍しています。

なので、わからないですけど他からGKの補強をするか、またユースから誰かを登録するかになると思います。

ヘスラーブレーメンU23からトップチームに昇格したばかりで、南米系の姓であるドス・サントスで表記されることもあります。

 

 

3-4-2-1

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コーフェルト監督はだいたい3バックをベースにしていますが、中盤の並びだけは相変わらず固定にはしていません。

中盤のインサイドに3枚並べて2トップなんてこともけっこうやっています。

ただ、今回はGKなのでそのへんはあまり関係ないです(^^;)

 

さて、ポジション争いと言ってもGKはパヴレンカとヘスラーの2択になっている現状なのでポジション争いもクソもないという…。

ふつーはGKは3人か4人の体制が当たり前なので、カピノが抜けた埋め合わせは何らかの形で必ずあるはずなんです。

もう正GKとして4年目を迎えているパヴレンカとまだトップリーグでの試合経験がないヘスラーは、能力的にも経験的にも比べる余地もなくパヴレンカの一人勝ちと言えます。

パヴレンカにアクシデントがないかぎりはこの序列が覆ることは絶対にあり得ません。

ブレーメンは昨季はあわや降格というところだったのでチームとしての評価は高くはないけど、パヴレンカを含めチームには他から引き抜かれてもおかしくないような能力の高い選手がたくさんいます。

強いて言えば、パヴレンカはロングフィードで速攻の起点になったりするタイプじゃないので、3バックと連携しながら後ろからじっくり組み立てていくスタイルが合っています。

個人的にはブレーメンのDF陣はフィジカルで守れるタイプがいないから、人数をかけて戦略的に守るという意味ではGKのコーチング能力だったりが失点の有無にもつながるのかなと思っています。

あとは、新しいGKがパヴレンカの控えとなる第2GKなのか、ヘスラーの後に控える第3GKなのか、そちらも気になるところです。

 

 

 

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今週末にブレーメンは最下位のシャルケとホームで対戦します。

相手が最下位だからと言って、ブレーメンも決して有利な立場とは言い難いところ。

左サイドのアウグスティンソンと最も得点力のあるFWのフュルクルクが怪我で欠場する。

ブレーメンシャルケの総合的な実力差はそんなにないとみているので、おそらくどのポジションやエリアをポイントとして、誰をキーマンとしてゲームプランを作るかによって勝敗が決まります。

予想としては、ポジションがどこになるかわからないけどブレーメンはビッテンコートのシュートレンジの広さはシャルケにとって脅威になる気がします。

とはいえ今季はどん底のシーズンとも言えるシャルケ相手にブレーメンは必ず勝ち点をとりたいはずなのでアグレッシブにいくでしょう。

不調のシャルケでも好調のホッペやアリたちアタッカーに対してパヴレンカが無失点におさえきれるかも注目です。

 

 

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