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ブンデスリーガ17/18のまとめ Part4

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前回に続いて残りの15位から最下位まで(-_-)

 

 

 

フライブルク

積極的な選手の入れ替えはあったものの、昨シーズンの得点源だったフィリップとグリフォの移籍は少し痛かったように感じました(^^;)

昨シーズンは2桁スコアを記録したニーダーレヒナーがあまり試合に出せなかったことや、ヘラーやクラインディーンストら若手の活躍がもう一歩足りなかったこと、結果としてオフェンスの中ではっきりと結果を残したのがペテルセンだけということで、攻撃力には悩んだシーズンになってしまいました(T_T)

本来ならばハベラーとテラツィーノが得点力のあるアタッカーなので、チームとしてそうしたアタッカーが活きなかったのは残念でしたね。

守備陣ではボランチのヘフラーと唯一全試合フル出場の左SBのギュンターが攻撃面でも少ないチャンスをサポートしてくれました。

ソユンチュは去年からいい選手だとは思ってたので、今季はDFリーダーとしても期待したんですがまだまだでした(^^;)

 

 

ヴォルフスブルク

多くの代表クラスの選手を夏に売りに出したことで、おそらくブンデスリーガでもトップクラスの移籍金を投じて完全移籍加入選手が増えたチームであり、今シーズン最も補強が実らなかったチームと言えます(^^;)

最も移籍金を投じたであろうブルックスカマーチョ、ディマタの3人は十分な試合に出たとは言えず、FWがディマタだけとは言え3人合わせてもノーゴールで不発にもほどがありました(T_T)

さらに冬にはエースのマリオ・ゴメスをも手放していて、実質的なストライカーはいなくなり、ゴールはウイングのオリギや中盤の選手たちの打開力に委ねられるという厳しいシーズンでした。

失点だけならリーグ中位ぐらいになるので、GKのカステールスを中心とした守備陣はよくやったと思うし、CBのウドゥオカイの台頭は唯一ポジティブな要素でした♪

しかし、ほんのちょっと前まであのバイエルンに勝ち越すほどの破壊力があるチームだったのに、今回あわや入れ替え戦で残留という結果は少なからずショックでした(-_-)

たしかにそのときの主力はほとんどいないけど、来シーズンは間違いなく真価の問われるシーズンになりそうです!

 

 

ハンブルク

即戦力となるような実力者の補強は行わなかったため、今季は若手の活躍だけがひたすら目覚ましいシーズンでした(^^;)

アメリカ代表FWのウッドは身体能力も高くずば抜けた突破力があるFWでしたが、10代の伊藤達哉とアルプ、さらにヴァルトシュミットのインパクトによりウッドの存在は薄れてしまいました。

個人的に一番好きな中盤の選手はコスティッチですが、伊藤もプレーそのものはまったく見劣りしなくて、小さい体でゴールに向かう姿は見ていて本当に楽しかったです(^^♪

リーグ終盤になってホルトビーに出番が増えたことも素直に嬉しかった、ワラシの件がなければもっとよかったんですが…(^^;)

DFラインは酒井にはキャプテンとして苦しい中よく頑張ってもらったし、キリアコスなんかは攻めたがる選手でしたが、ユングとファン・ドロンゲレンという若手もこれからっていう感じはありました。

そしてGKは終盤でポラースベックの急成長も見られたのでこちらは登用してくれたティッツ監督の手腕だと思います♪

史上初の2部降格は本当にショックでしたが、ティッツ監督のもとまとまったチームなら、きっと1年でまた戻ってきてくれると信じてます(^^♪

 

 

〇ケルン

いくつかの試合を見る中で、個々にはっきりと強みを持った良い選手がいる一方で、チーム全体でみるとものすごくつまらないサッカーをしていた…というのが率直な感想でした。

チームの目的意識や連動性が感じられなくて、単発の攻撃と単発の守備が繰り返されるので見ていて退屈なのは明白でした(-_-)

完全に昨シーズンまで2シーズンにわたってモデストに頼りすぎたツケがまわってきた形で、大迫やコルドバらFW陣の力不足はあるにしても、40歳になろうかっていうピサロに多くを求めるのは酷な話だと思います。

はっきり目に見えて活躍したと思えたのは、どちらもドリブルが魅力であるサイドハーフのビッテンコートと右SBのクリュンターぐらいでした♪

圧倒的な70失点を記録したチームですが、もともと評価の高かったGKのホルンにとっては辛い結果になりましたね(T_T)

このチームはハンブルクと違って根本的にチーム作りをやり直さないといけないので、きっと多くの選手の入れ替えがあると思います。

 

 

ワースト4のクラブはシーズン前には予想してなかったクラブが多くて意外でした(^^;)

ハンブルクに関しても今季こそは残留争いから抜け出せると思っていたし、フライブルクヴォルフスブルクも辛く見積もっても真ん中よりは上の順位にいけると思ってました。

それぞれがチームの戦力にポジションごとに物足りなさがあったのと、チームの方向性が揺らいでいたり監督の指導力も足らなかったりしたと思います。

またヴォルフスブルクハンブルクに決定的な差があったとは思ってなくて、たらればですけどたとえハンブルク入れ替え戦キールと対戦しても残留できていたと思ってます。

それぐらいきわどい中で分かれた2チームの明暗だったので、落ちたほうも残ったほうも課題は消えないわけですから、来シーズンに向けていい準備をしていってほしいなと思います(^^♪

 

これで今季のブンデスリーガの全チームを簡単に振り返ることができました♪

また来シーズンの今頃自分でこの振り返りを見て思い出したりもしたくて書きました(^^♪

いよいよあと半月ほどでロシアW杯が始まります!

もちろん、ブンデスリーガでプレーする多くの選手が出場する予定です。

今までサッカーファンの耳にあまり入らなかったような選手のプレーや活躍が見られるのがW杯の楽しさでもあると思うのでぜひ大会を楽しんでください♪

僕もブンデスリーガ選手の多い代表チームを中心にテレビ観戦・応援していきます!

 

ブンデスリーガ17/18のまとめ Part3

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前回に続いて10位~14位についての感想(^^♪

 

 

〇ヘルタ

個人的にイチオシだったオーストラリア代表のレッキーの加入もあって、EL出場権に届くかどうかとみてましたが結果は10位で終わりました(-_-)

またシーズン途中原口が抜けたこともあってシーズン後半はあんまりチェックできてなかったのが申し訳ない(^^;)

カルーが変わらず持ち前の決定力でゴールを量産してくれたことと、レンタル加入してきた中盤のラザロの突破力が効いたこと、完全移籍で加入した若手のぜルケが予想以上にゴール前で頼りになったことがヘルタの攻撃の支えになったかなと思います♪

イビシェヴィッチが全盛期ならもっとゴール前は手が付けられなかったと思いますが…(^^;)

シーズン前半は失点も多かったけど、ウィンターブレイク明けから守備陣もしっかり固まってきて、センターバックのシュタルクとレキクもよく頑張ってくれたと思う。

まだまだ粗削りではあるけど来シーズンからちょっと楽しみな選手としてトルナリガとミッテルシュテットの2人のサイドバックに期待しています♪

 

 

ブレーメン

ニャブリとグリリッチュを放出して攻撃力が落ち込んで、新加入のベルフォディルやエースのクルーズの得点が思ったより伸びなかったのが誤算だったかもしれない(^^;)

それでも降格争いから逃れたのは、昨シーズンもチームを不振から脱出させたデラネイとカインツという中盤の柱に、ベテランのユヌゾヴィッチのここぞというサポート、彼らに刺激されるように幅広く中盤で活躍してくれたマクシミリアン・エッゲシュタインの活躍があってこそだと思います(^^♪

もちろんバルテルスやバルグフレーデ、ゴンドルフも地味ではあるけど要所で見せた存在感は忘れちゃいけない♪

そして今季は一番驚かされたのは新加入のスウェーデン代表であるアウグスティンソンで、キックから運動量、フィジカルまですごくバランスの取れたいいサイドバックだなと感じました(^^♪

生粋のセンターフォワードというのがいないこのチームに来シーズンは大迫が補強第一号となったことで、この後ろの選手たちとの絡みが今から楽しみでしょうがないです!

 

 

アウグスブルク

このチームも宇佐美にボバディージャにフェルハーフとぞれぞれが個性的でゴールを狙える選手を放出したのでものすごく心配はありました(-_-)

案の定、総得点の半分をトップのフィンボガソンとその後ろでプレーするグレゴリッチュに頼らざるをえなくなっていていました。

飛び抜けて輝いていたのが左サイドバックのマックスで、的確なタイミングと鋭いクロスでブンデスリーガ2位のアシストも記録しました(^^♪

そしてその前でプレーするサイドアタッカーのカイウビーも、ブラジル人らしいボールタッチや積極的なプレーでバイタルエリアで脅威になってくれたと思います♪

センターバックは個人的にひいきも入りますが、ヒンテレッガーはよくやれてたと思うけどフーウェレーウにはもうちょっと頑張ってほしかったなと思います(^^;)

あと自分はあんまりj実感ないけどGKのヒッツの活躍はけっこう大きいらしい?

 

 

ハノーファー

シュツットガルトと同じ昇格組ですが、新戦力がいち早く機能したことに加えて、ある意味いろいろサプライズもあっていいシーズンになりました(^^♪

その驚きを与えた筆頭としてストライカーのフュルクルクが圧巻の14得点を決めたことで、これはチームにとって予想外の活躍でもあり、まさか2部リーグでここまで進化したとは思わなかったですね(^^;)

フュルクルクが長身でポストプレーが持ち味なのに対し、開幕から驚異的なスピードとドリブルで魅了したベブーや、もともと異質の得点感覚を持ったハルニクなど前の選手は見事な活躍を見せてくれました(^^♪

守備が決して堅かったとは言えないけど、守備陣にシュヴェグラーとオストルツォレクを補強できたことはほんとに大きかったし、いなかったらどうなってたかちょっとわからない(^^;)

センターバックセネガル代表のサリフ・サネはゴール前が強くて、頭で勝負しようと思ったらまず無理なんですけど、日本は足元で揺さぶってタイミングずらしてやればきっとセネガルのゴールをこじ開けられると思います♪(余談でした)

 

 

マインツ

終盤でなんとか残留は決まりましたが、最後のライプツィヒ戦とドルトムント戦の2連勝がなければハンブルクに代わって自動降格していたという事実を考えると恐ろしいことです(^^;)

正直言うと守備能力の高いDFがそんなにいなくて、後ろがもろくて失点が多くなったこと、前線にもエース級のストライカーがいないことで得点が少なかったことが原因だと思っています。

ベルグレーンとクアイソンはまずまずの活躍に終わり、途中から入ってきたウジャも結局はノーゴールで終わり、気づけばチームトップのスコアラーは武藤なわけで、武藤がチーム残留の直接の立役者と言ってもいいぐらいでしょうか?(^^;)

中盤も得点力があるのはデ・ブラシスぐらいのもので、ラッツァやマキシムにもっとパンチ力があれば対戦相手も嫌だっただろうけど、総合的にマインツの戦力は相手にとってはすごく守りやすかったと思います。

ただ、シーズン開幕から伸びしろが感じられたアブドゥ・ディアロや終盤で少ないチャンスで結果を残して見せたバク、サイドからチャンスメイクできるエズトゥナリといった若手が開花し始めたというのはポジティブな部分だと思いました(^^♪

 

 

 このへんの順位のチームたちはほとんどが6位のライプツィヒより失点が少ないにも関わらず、下位や降格争いをしています。

共通点として、前線から最終ラインまであらゆる選手がゴールに絡むことができて多様性はあるものの、やっぱり決定打になるような信頼できるエースストライカーがいなかったり、もしくはそういうストライカーはいてもほかでもう一歩違いを作り出せなかったりしました。

素直な感想で言うと、アウグスブルクマインツはよく残留できたと思うし、足りない部分は明確なのでW杯後にしっかりと補って強化していかないといけないなと(^^;)

逆にブレーメンハノーファーは次が飛躍のシーズンになる予感がするし、主力選手が残ってくれれば大化けする可能性がじゅうぶんにあります♪

 

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