ブンデスリーガ専門のサッカー馬鹿ブログ

サッカー全般で試合やオートグラフ 超がつくブンデスリーガのファン

バルトシュ・ビャウェク(ヴォルフスブルク) ★オートグラフ20/21

バルトシュ・ビャウェク

f:id:reon07:20210616134311j:plain

 

ポジション:センターフォワード

国籍:ポーランド

出身地:ブジェク

身長:191cm

誕生日:2001/11/11

利き足:右

 

 

 

 

 

プレースタイル

www.youtube.com

 

長身を活かした空中戦の強さやポストプレーが持ち味であるが、スピードもあってスペースへの飛び出しやポジショニングで勝負ができる。

 

 

ザグウェンビェ・ルビン(2019~2020)

初出場:2019/11/10 △2-2 vsラクフ・チェンストホヴァ

初得点:2019/11/10 △2-2 vsラクフ・チェンストホヴァ

2019年にトップチームに昇格すると、18歳となる自身の誕生日前日のリーグ戦でプロデビューを果たしてその試合で初得点も記録した。19-20シーズンは途中参加ながら18歳にして19試合9得点という絶好のデビューシーズンを飾ったことで欧州トップリーグの注目を浴びることとなった。

 ビャウェクの出身地であるブジェクはポーランド南西部に位置する、観光地らしいものもあるようですが小さな町だと思われます。

ポーランドの首都はワルシャワレヴァンドフスキ(現バイエルン)の出身地でもありますが、欧州で活躍するポーランド人選手は意外と首都出身者が少ないほうだと思っています。

ちなみにビャウェクは2014年~2019年までザグウェンビェ・ルビンの下部組織に所属していましたが、その間の2年間だけ同じくストライカーのピョンテク(ヘルタ)がトップチームでプレーしていました。

 

 

ヴォルフスブルク(2020~現在)

初出場:2020/09/12 A○2-4 vsフュルステンヴァルデ

初得点:2020/11/27 H○5-3 vsブレーメン

EL初出場:2020/10/01 A●2-1 vsAEKアテネ

2020年の夏にザグウェンビェ・ルビンから完全移籍(移籍金は500万€で4年契約)で加入した。当時の記録ではザグウェンビェ・ルビンから移籍した選手の中で最高額の移籍金とされている。移籍初年度で公式戦24試合に出場して2得点を記録しているが、先発出場はわずか1試合のみである。ビャウェクはシーズン中のインタビューで元スウェーデン代表FWのイブラヒモヴィッチロールモデルとしていることも明かしている。

ここ数年のヴォルフスブルクはヴェフホルストという絶対的なセンターフォワードへの依存度が高く、そろそろ同格をなすストライカーが現れればいいなと思っていました。

ビャウェクはまださすがに若すぎましたが、ポテンシャルは極めて高い選手なので戦力として期待していました。

例えば同じくポーランド人のレヴァンドフスキでさえも初めてブンデスリーガに挑戦した当時は22歳ほどだったので、それを思えばビャウェクが19歳でヴォルフスブルクのトップチームでチャンスを得ているのは素晴らしいことです(^^♪

レヴァンドフスキピシュチェクのようなポーランドのレジェンド級の活躍の影響もあり、これからポーランドからドイツへの才能ある選手の流入も少し増えると思います。

ビャウェクにとってレヴァンドフスキはひとつの目標となる存在でもあるので、この先どこまで大きく羽ばたいていくのか本当に楽しみです。

 

 

ポジション争い(2020/21)

f:id:reon07:20210611091510p:plain

 

【CF】

30歳 Germany ギンチェク

 ※負傷離脱:2020/11/05~2020/12/01

       2021/03/30~2021/04/13

30歳 Switzerland メーメディ(スイス代表)

 ※負傷離脱:2020/12/03~2020/12/29

28歳 Netherlands ヴェフホルスト(オランダ代表)

27歳 Germany フィリップ

22歳 Egypt マルムシュ

19歳 Poland ビャウェク

 ※負傷離脱:2021/04/27~

合計 5名⇒4名

 

 

ユース上がりのマルムシュがシーズン途中でザンクトパウリにレンタル移籍したので後半戦は4人になりました。

ヴェフホルストとビャウェク以外は2列目やサイドハーフとしてもプレーできる選手たちです。

今季のヴォルフスブルクは一貫して1トップを貫きましたが、両サイドが高く開いて3トップになることもあり、そのときには中盤は三角形に近くなることもある可変型システムです。

その1トップで確固たる地位を築いてゴールを量産したのが言うまでもなくヴェフホルストで、リーグ戦は途中出場がたった一度で全試合出場を果たして20得点を記録しました。

これは今季のブンデスリーガでクラマリッチ(現ホッフェンハイム)と並ぶ得点ランキング4位の成績でした。

ヴェフホルストは2m近い巨漢ですが、ただ大きいだけでなくそのバネを活かしたボールへの嗅覚やシュートコントロール、ヘディングの強さはもちろん地上戦でもボールを扱えるまさにゴール前の点取り屋です(^^♪

フィリップとメーメディは中盤での起用が多くて、トップであるヴェルホルストがDFを背負ってできるスペースからゴールを狙うといった形がありました。

ビャウェクは特にヴェルホルストとの交代で投入されることが多く、例えばリードした試合の終盤にヴェルホルストがお役御免で交代するときに残り時間を任せられるといった補佐的な役回りで、まだビャウェクに多くを求めてはいなかったように思います。

実際にビャウェクの出場時間は決して多くはないので、プレー自体もフルタイムで見れることがなかったのが残念でした。

それに比べてFWで最年長のギンチェクは年を重ねるにつれて活躍できなくなっていて、今季はついにリーグ戦で無得点で終わるという厳しい結果になりました。

ヴォルフスブルクは失点が少ないと同時に得点数も伸びなかったのはヴェフホルストだけで試合を決める試合が多くなってしまったことが原因のひとつでした。

最後までライプツィヒバイエルンと優勝を争えなかったのはその得点パターンやクオリティの差になったと思います。

両サイドのパクとブレカロは非常にアグレッシブに仕掛けてくれる上にパスの質も高いのでヴェフホルストが刺さりやすかったかもしれないけど、やっぱりもうひとつたしかな得点源になれる選手がいれば良かったなと思います。

その点ではフィリップが最も可能性を感じさせてくれたかもしれません。

 

 

 

 

今朝のEURO2020のオランダvsオーストリアではヴェフホルストとシュラーガーのチームメイト対決が実現しました(^^♪

ヴェフホルストは初戦のウクライナ戦でゴールを決めて、オランダ代表でもセンターフォワードとして頑張っています。

連勝のオランダはグループリーグ突破は決まりましたが、オーストリアは次に勝ち点が並ぶウクライナと決勝トーナメント進出をかけた一騎打ちになります。

ヴォルフスブルクではつい最近、ディナモ・モスクワからレンタル移籍中だったフィリップの完全移籍での加入が正式に発表されました。

攻撃の軸になるフィリップの残留が確定したのは良かったです。

 

スポンサードリンク