返信日:2019/10/24
大柄であるが驚異的な反射神経と跳躍力で抜群のシュートストップを見せる。ロングフィードの精度も高く足元でのボールコントロールも苦手としない。
ステフェンは2019年の夏にマンチェスター・シティから1年間のレンタル移籍で加入しました(^^♪
もともとマンチェスター・シティがアメリカのコロンバス・クルーから800万€で獲得した選手ですがすぐにレンタルに出されました。
ここ2、3年のMLSでの活躍が目覚ましく、2018年にはMLS年間最優秀GKにも選出されています。
個人的な印象としてですが、ドイツのブンデスリーガと同じようにMLSも決してディフェンスのレベルは高くないので、基本いくつものシュートやピンチにさらされるGKは打たれ強くなる環境にあると思っています(^^;)
ステフェンにとってはあのマンチェスター・シティでメンバー入りするための修行の場にすぎないかもしれませんが、ブンデスリーガはGKのレベルアップには相応しいリーグなのでデュッセルドルフでの活躍に期待したいと思います♪
プロのキャリアをスタートしたと言ってもいいフライブルクのセカンドチーム以来数年ぶりにドイツにやってきたステフェンです。
マンチェスター・シティは今でこそエデルソンが正GKでやっていますが、第2GKのブラボと第3GKのカーソン(そもそもダービー・カウンティからのレンタル)は間もなく引退がちらつく年齢に差し掛かっています。
そうして考えると、マンチェスター・シティにとっては今季はムリッチ(現ノッティンガム)とステフェンの2人の若手GKをレンタルに出していて、来季以降に正式に戦力として迎える準備はできているはずなんです。
ステフェンのデュッセルドルフでの活躍はまさに今後を左右するし、マンチェスター・シティで試合に出るようになれば多くの日本のサッカーファンにも知られることになります(^^♪
デュッセルドルフは元チェコ代表GKのドロブニー(現ブジェヨヴィツェ)が退団して、正GKでベテランのレンジングもフルシーズンで計算できないので、ここらで世代交代が必要なタイミングでした。
セカンドチームからも何人かトップチームにメンバー登録されていますが、デュッセルドルフもブンデスリーガ残留が目標なので経験と実力のあるステフェンで戦力を補ったのは正解だと思いますね。
今季のステフェンのポジション争いについて
GKというポジションはだいたいシーズンのはじめからはっきりと序列が決まっています。
今節はこの選手で次節はあの選手なんてコロコロ入れ替えることはまずないのでそれほど複雑な関係性はないように感じています(^^;)
35歳 レンジング
※負傷離脱:2019/07/29~
31歳 ラファエル・ヴォルフ
24歳 ステフェン(アメリカ代表)
22歳 カステンマイアー
22歳 ヴィースナー
※負傷離脱:2018/05/30~
20歳 オコイェ
合計 6名
セカンドチームで正GKをやっているオコイェを含むとはいえ、出場可能なGKが6人もいるのはちょっと多い…(^^;)
今季からの新戦力はステフェンのほかに、シュツットガルトのセカンドチームからやってきたカステンマイアーだけです。
以前は将来を期待されていたヴィースナーは鼠径部の損傷で2018年の春からずっと試合に出られない状態が続いていて、今がどんな状況なのかわからないのでポジション争いからは脱落していると思われます(>_<)
レンジングが開幕前のトレーニングで肩を負傷したことと、ステフェンが逆にトレーニングで好印象を与えたことが重なって今季のデュッセルドルフの正GKはステフェンになりました(^^♪
結果論ではありますが、ステフェンのセービングの力強さを見ていると納得できるし、さすがに何度かMOMやベストイレブンに選ばれていると、レンタル元であるマンチェスター・シティのグアルディオラ監督がステフェンのことを気にかけていて定期的に情報収集しているとまで聞きます。
ステフェンはもともとDFをやっていたというのが目でわかるぐらい確かなボールタッチの技術があるので、他のGKよりもアドバンテージがあります。
レンジングの怪我がなくてもステフェンが正GKになっていたんじゃないかと思えます。
第2GKがヴォルフではなく若くて有望なカステンマイアーですが、こちらはレンジングの復帰でどちらがベンチ入りするかはまだ読めません。
今のところは正GKにステフェン、第2GKにカステンマイアー、第3GKにレンジングとなる可能性が非常に高く、ここに割って入る可能性があるのはセカンドチームでプレーしてるオコイェだけかなと思っています。
ステッフェンもアメリカ代表に選出されていましたが、どうやら今回は負傷で辞退したそうです(>_<)
どのみち負傷を抱えたGKを代表監督が起用することもないと思うので、またすぐに再開するリーグ戦に向けた準備をするほうが賢明ですね。