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エリス・スキリ(ケルン) ★オートグラフ19/20

エリス・スキリ

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フランス生まれであるが両親はチュニジア人で、モンペリエの下部組織出身のチュニジア代表ボランチ

ボールコントロールに優れていて、豊富な運動量と素早い反応を活かしたパスカットやボール奪取に長けている。空中戦が得意ではないが攻守において際立って苦手はなくたいていのプレーが器用にこなせる。

 

 

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スキリは2019年の夏にモンペリエから完全移籍(移籍金は600万€で4年契約)してきました(^^♪

筆者がスキリのことを知ったのはモンペリエの中心選手として台頭したこの2、3年です。

フランスでも屈指のボランチになりつつあって、精力的な動きと判断力というか思い切りが良くてボランチのわりに点も取れるのがスキリの魅力でもあると思うんです。

モンペリエはサッカーだとフランスの中堅クラブですし、日本のサッカーファンはピンとこないかもしれません。

筆者もググってみたところ、モンペリエという町はあの大予言でおなじみのノストラダムスの出身地だそうです。

サッカーから外れそうなのであまり詳しくは調べませんが、モンペリエには今もノストラダムスの爪痕がいたるところにあるとかないとか(^^;)

まぁスキリとノストラダムスはまったく関係ありませんが、モンペリエからケルンまでは車でほぼ真っ直ぐ北上するだけで、東京から札幌に行くよりずっと近いそうです(笑)

スキリはシーズン中のインタビューで生き物が好きで犬や猫を飼っていることや、フランス語と英語は話せるけどドイツ語も徐々に学習しているといったことも語っています(^^♪

 

 

 

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スキリはフランスに残ったままでもステップアップはできたはずで、はっきり言ってモンペリエからドイツでしかも昇格組のケルンへの加入は下手したらステップダウンともみられるかもしれません、

それだけにケルンにとってスキリはありがたい理想的な補強だったと思います。

ケルンはボランチだとガイス(現ニュルンベルク)とエズシャン(現ホルスタインキール)を放出し、スキリとベルギー代表のフェルストレーテを迎え入れました。

放出した2人はブンデスリーガ経験も豊富でしたが、スキリとフェルストレーテは揃ってブンデスリーガ初挑戦だっただけにどれだけチームに溶け込めるかというのが個人的な注目ポイントでもありましたね。

モンペリエのほうはスキリだけじゃなくてかなり多くの選手を同じフランスのチームに引き抜かれましたが、スキリの穴埋めにサヴァニエとフェリ、他にも即戦力を積極的に補強したこともあって今季は今のところかなり良い順位につけていますね。

モンペリエが夏に補強した選手のほとんどが20代後半で、逆に出ていった選手がほとんど20代前半ということでだいぶ平均年齢は上がっていますが…。

ちなみに近年ではモンペリエからはムキエレ(現ライプツィヒ)やルシヨン(現ヴォルフスブルク)といった選手がブンデスリーガに参入してレギュラーについているのでスキリもそれに続いていけると思います(^^♪

 

 

 

今季のスキリのポジション争いについて

ケルンは4-4-2or4-2-3-1が基本なので、どちらであれ2ボランチの形をとるのでボランチの選手をリストアップします。

 

 

30歳 Germany ヘーガー

29歳 Germany ヘクター(ドイツ代表)

25歳 Belgium フェルストレーテ(ベルギー代表)

 負傷離脱:2019/09/18~2019/10/31

24歳 France コジエロ

24歳 Tunisia スキリ(チュニジア代表)

23歳 Germany ハウプトマン

22歳 Germany レジュベツァイ

合計 6名→7名

 

 

冬にレジュベツァイの加入でボランチが増えましたが、彼は中盤から最終ラインのどこでもプレーできるユーティリティプレイヤーで、たぶんサイドバック要員じゃないかと考えていますが一応ボランチでも数えます(^^;)

この中ではキャプテンでもあり10年以上もケルン一筋でプレーしているヘクターが圧倒的なチーム在籍年数を誇っています。

そのヘクターがそもそもレフティで左サイドバックが本職ですが、持ち前の統率力や視野の広さでボランチとしてもチームを引っ張れます。

 

シーズン前半戦

開幕時のケルンの監督だったバイアーロルツァー監督は新戦力のフェルストレーテとスキリをいきなり並べるのではなく、まずはどちらかをベテランのヘーガーと組ませて少しずつ中盤を安定させる狙いがあったと思います。

なので最初はヘクターも本職の左サイドバックを担当していました。

とは言っても、年々ブンデスリーガのアタッカーも強烈になっていくから昇格組のケルンが対応に苦戦するのは当たり前のこと。

典型的なストッパータイプのヘーガーを入れても守りきれるわけでもなく、ましてやヘーガーは攻撃面のサポートはさっぱりで、9月にフェルストレーテが怪我したのを機にヘクターをボランチにコンバートして左サイドバックはカッターバッハに任せました。

散発的な攻撃が多くてチームの連動性を築けなかったことでバイアーロルツァー監督のあとをギスドル監督が引き継ぎましたが、最初は手間取ったもののヘクターを中心にスキリを経由したサイド攻撃が少しずつ良くなったと思います。

サイドバックのカッターバッハはまだトップレベルにはないと思ったので、フェルストレーテの復帰後はヘクターをそこに戻してスキリとボランチでも良かったなとは思うんですけどね(^^;)

ボランチはみんな運動量はあるし対人も強いからそこでセカンドボールを処理できるか、ボールを奪う・奪われないというのはケルンにとって試合展開を左右する大事なポイントになりましたね。

 

シーズン後半戦

後半戦最初の試合でも新加入のウート以外は先発が変わっていないので、ボランチも引き続きヘクター&スキリがメインですね。

ただ、レジュベツァイもベンチ入りしたのにヘーガーもフェルストレーテもベンチ外だったので、もしかしてレジュベツァイはボランチ要員か?とちょっと疑っています(^^;)

ヘクターを左サイドに戻さないのならこのままスキリとのコンビは続行ということなんでしょうけど、戦略的な意味でもヘーガーかフェルストレーテのどちらかは控えにいてほしいのが本音です。

たまたまだったのかもしれないのでまだ何とも言えませんが、ケルンは昨年末から連勝の波に乗っているのでギスドル監督はヘタに変えたくないのかもしれません。

攻撃をサポートできる点ではヘーガーよりフェルストレーテが有利なので、ヘクターのポジションチェンジがあれば出番がまわってくる可能性が高いですね。

ハウプトマンはチーム状況からまだ起用できる余裕もないし、コジエロは事実上の戦力外とされていて間もなく移籍が発表されるとも言われています。

 

 

 

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ケルンは後半戦初戦となるヴォルフスブルク戦で、セットプレーのチャンスを効率よくものにして見事に勝利しました(^^♪

ウィンターブレイク明けを幸先よくスタートしましたが、本当の正念場は次節、話題のホーランが加入したドルトムント戦からバイエルン戦までの4試合です。

ケルンは一時期はヴィッセル神戸ポドルスキの古巣復帰が噂されましたが、ポドルスキはとりあえずトルコのアンタルヤスポル加入がほぼ決定とのことです。

ケルンは最終ラインに実績と経験を備えた選手を加えたいことから、ロシアでプレーするドイツ代表のヘヴェデスの獲得に迫っているとも言われています。

実現すれば今後に向けて頼もしい存在になるので、間もなく発表されるであろうリリースに期待しています♪

 

 

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