UEFAチャンピオンズリーグ 準決勝
ライプツィヒ 0-3 パリ・サンジェルマン
4-1-4-1
ハイライト詳細
試合開始
ライプツィヒは上記の予想フォーメーションとは異なり、実際には4-1-4-1の形でスタートする。DFラインは右からムキエレ、ウパメカノ、クロスターマン、アンヘリーニョでアンカーにカンプル、中盤のオフェンシブは右からライマー、オルモ、ザビッツァー、エンクンクとなり1トップにポウルセンという並びと思われるが、この試合でライプツィヒは何度かフォーメーションを変えている。
3分:ライプツィヒ
敵陣中央をドリブルで持ち上がったオルモからのパスをPA内中央で受けたエンクンクが反転してシュートにいくもGKがキャッチする。
9分:ライプツィヒ
敵陣左サイドでエンクンクがボールを奪うと、オルモのパスを受けたザビッツァーが敵陣中央からミドルシュートを放つもGKがキャッチする。
11分:パリ・サンジェルマン
左CK。ディ・マリアのクロスにマルキーニョスが頭で合わせるも枠を外れる。
13分:パリ・サンジェルマン
0-1 マルキーニョス
PA手前の左側からのFK。ディ・マリアのクロスに誰も速く抜けだしたマルキーニョスが頭で合わせて先制点を決める。
17分:パリ・サンジェルマン
敵陣中央でボールを奪うと、エレーラからのスルーパスに抜け出したエムバペがゴール正面でシュートにいくもGKに弾かれる。
23分:ライプツィヒ
PA手前やや左寄りからのFK。ザビッツァーが直接狙うも壁にあたって枠を外れる。
25分:ライプツィヒ
敵陣右サイドからPA内の右側へドリブルで突破したりあまーのクロスにゴール前にポウルセンが合わせるも枠を外れる。
42分:パリ・サンジェルマン
0-2 アンヘル・ディ・マリア
相手GKグラーチの明らかなパスミスをパレデスがPA手前でカットし、パスを受けたネイマールがすぐさまゴール前に走りこんだディ・マリアにパスすると、ディ・マリアはゴール真正面でGKとの1対1を制して追加点を奪う。
44分:パリ・サンジェルマン
右サイドでボールを受けたエムバペがPA内の右側へ侵入すると、エムバペのクロスにゴール前でネイマールが合わせるも枠を外れる。
45+3分:パリ・サンジェルマン
■ プレスネル・キンペンベ
自陣中央でパスを受けようとしたオルモに対して後方から足を踏んで倒したためキンペンベにイエローカードが提示される。
51分:ライプツィヒ
左CK。フォシュベリのクロスにファーサイドのシックが頭で合わせるも大きく枠を外れる。
52分:ライプツィヒ
敵陣左サイドでパスを受けたフォシュベリがカットインからロングシュートを狙うも枠を外れる。
57分:パリ・サンジェルマン
VAR
0-3 フアン・ベルナト
敵陣左サイドでエレーラが起点となってパスを繋ぐも一度はカットされ、再びすぐにエレーラがボール奪い返して左サイドのディ・マリアのクロスにベルナトが頭で押し込んでさらに追加点が決まる。ディ・マリアのクロスの直前にエレーラがムキエレを後ろから手を使って倒したように見えたことがVARの審議の対象とされたが主審は迷うことなくそのままゴールを認める。
60分:ライプツィヒ
敵陣右サイドのゴールライン際でパスを受けたライマーからのマイナスの折り返しにPA手前でザビッツァーがダイレクトでシュートにいくもGKがキャッチする。
61分:ライプツィヒ
■ コンラート・ライマー
敵陣深い位置に流れたボールをキンペンベが見送ってゴールキックにしようとしたところにライマーが無理やり後ろからスライディングにいって倒してしまったためライマーにイエローカードが提示される。
70分:パリ・サンジェルマン
敵陣中央のディ・マリアからの浮き球のスルーパスに抜け出したエムバペがゴール前で頭で合わせるも枠を外れる。
72分:パリ・サンジェルマン
PA内の左側を強引にドリブルで突破したエムバペがシュートにいくもGKに弾かれる。こぼれ球をディ・マリアがキープし、後方でパスを受けたパレデスがPA手前からミドルシュートを放つもGKがキャッチする。
75分:ライプツィヒ
敵陣中央でウパメカノがミドルシュートを狙うもマルキーニョスにブロックされ、そこからライプツィヒがしばらくボールをまわしながら様子を見ると、最後はアンヘリーニョが強引にシュートするもGKに弾かれる。
79分:ライプツィヒ
■ マルセル・ハルステンベルク
■ ユスフ・ポウルセン
自陣左サイドでドリブルを仕掛けてきたネイマールからハルステンベルクが綺麗にボールをカットしたように見えたが、ネイマールが大げさに倒れたためかハルステンベルクのファウルでイエローカードが提示される。これに納得のいかないポウルセンが主審委抗議したためポウルセンにもイエローカードが提示される。
80分:パリ・サンジェルマン
PAの右側からのFK。ディ・マリアが少しずらしてネイマールからのリターンをそのままシュートにいくもGKに弾かれる。すぐあとに今度はPA手前からパレデスがシュートするもこれもGKに弾かれる。
86分:ライプツィヒ
敵陣左サイドのアンヘリーニョからのクロスにゴール前でオルバンが頭で合わせるも枠を外れる。
試合終了
ライプツィヒはボールを支配してペースを掴もうとしたが、予想以上のパリの堅守と攻撃陣の激しい圧力に押されて失点を許してしまった。2失点目はGKグラーチのミス、3失点目はやや不運なジャッジではあったが、パリのマルキーニョスとチアゴ・シウヴァを軸とした堅いゴール前をこじ開けることができなかった。ライプツィヒは今季のCLをベスト4で終えたものの、これはクラブ史上最高記録となっている。