ジョエリントン
投函日:2018/09/25
返信日:2018/10/22
U-17ブラジル代表経験のあるストライカー
スピードもそれなりにあるが、ソフトタッチのテクニカルなドリブラーで、身体能力も高くいろんなシチュエーションでのゴールを狙うことができ、中盤のプレーもできるため味方をアシストすることもできる。
ジョエリントンは2015年の夏にブラジルのスポルト・レシフェから加入(推定移籍金は220万€)しましたが、出場機会を得るため、オーストリアのラピード・ウィーンに2年間の武者修行を経て、今季からまたホッフェンハイムに帰ってきました(^^♪
最初のジョエリントン加入時はちょうどナーゲルスマン監督が就任する少し前で、チームメイトのFW陣には今もチームメイトのクラマリッチとサライ、今は他のブンデスリーガのチームで活躍するフォランドやウート、チリ代表のバルガスとざっと見てもかなりのライバル揃いだったのがわかるように、ジョエリントンにとってラピード・ウィーンでの2年間は本当に有意義だったと思います♪
ちなみにジョエリントンと入れ替わりで、ホッフェンハイムでブレイクしたブラジル代表のフィルミーノが破格の移籍金(約4100万€と言われている)でリヴァプールに引き抜かれていて、このときのホッフェンハイムは補強予算にはまったく困らなかったにも関わらずほとんど少額の補強しかしていません(^^;)
ジョエリントンのポジション争いについて
開幕前は獲得したベルフォディルがスタメンを勝ち取ると予想されていましたが、そこがナーゲルスマン監督の腕というか采配の良さで、ジョエリントンは第11節終了時点でチームで唯一の全試合出場を果たしています(^^♪
ナーゲルスマン監督のホッフェンハイムは2トップ、1トップ2シャドー、3トップと局面でいろいろ使い分けてますが、ベースは2トップだと認識しています。
2トップでは、開幕から調子のいいサライと、多彩な動きで活路を開けるジョエリントンがコンビを組むことが多く、ジョエリントンが試合を重ねるごとになじんできてどんどんゴールを決めてきているところです♪
クラマリッチもFWの一角に入ることがあるけど、クラマリッチは攻撃的なポジションで幅広く立ち回れてどこからでもゴールを狙えるので、むしろ中盤の中心的存在といったところです。
決してベルフォディルが完全な控えではないけど、サライとジョエリントンが予想したより前線で躍動しているのでそれをキープしてるという印象を受けています(^^;)
この勢いがあって、若手のオットやロビン・ハックにまで出番がまわってこない一方で、イングランドの年代別代表にも選ばれてるネルソンが抜擢されて、18歳にしてチームのトップスコアラーという、これもさすがナーゲルスマンは目が利くというかなんというか…(^^;)
ネルソンはアーセナルユース出身の逸材でもともとウインガーやサイドハーフの選手ですが、ホッフェンハイムではトップの選手としてもなんら問題なくやれていて、ジョエリントンらにとっては思わぬ伏兵の登場でヒヤヒヤものです(笑)
現状だとネルソンは中盤での起用もできることから、2トップでならジョエリントンが外れることはあまりなさそうで、シーズン通して得点源になれるんじゃないかと思っています♪
今季のホッフェンハイムはUCLの戦いでより上を目指すべく、リーグ戦との兼ね合いに苦戦している印象を受けます(^^;)
さらに絶えない負傷者情報がナーゲルスマン監督を悩ませていて、安定した戦力で試合がやりづらい状況も重なっています。
今の前線の得点力に依存する戦い方で、レベルの高い相手になると押し切られてしまうところは課題(>_<)
UCLを含めても年内はハードな対戦相手が多いので、限られた中でチームの完成度を高めていくためにナーゲルスマン監督の手腕にも注目したいと思います♪