返信日:2019/10/24
ドミニカ人の父とスイス人の母を持つ、ルツェルンの下部組織出身のスイス代表サイドアタッカー。
優れたドリブルスキルにスピードや突破力を兼ね備えており、左右どちらのサイドからでもゴールを狙う姿勢と高い決定力も持っている。
ルベン・バルガスは2019年の夏にルツェルンから加入(移籍金は270万€で5年契約)しました(^^♪
スイスのルツェルンはあまり強豪ではないのでこれと言ってなじみのある選手も思いつかず、ルベン・バルガスも移籍してきて初めて耳にする名前でした。
年齢やプレースタイル的にも、日本代表でいう堂安律や中島翔哉のような位置づけかなと思うし、スイス代表としてもかなり将来を期待されてると思います。
とある記事にはバルガスがアウグスブルク移籍を決めた理由として「サッカー選手としてだけでなく、自立することで人間としても成長したい」とありました。
プレーには野心が見えるけど、なかなかクールな面も持った青年なのかなと思いますね(^^;)
今季のアウグスブルクは攻撃陣に関してはほぼ昨季の主力が残っていますが、ちょっとだけFWを補強しています。
抜けたのは宇佐美貴史(現ガンバ大阪)とチ・ドンウォン(現マインツ)ぐらいで、ハノーファーからはサレンセン・バゼーを、フライブルクからはニーダーレヒナーを獲得していて人数的にはそれほど変わらないかもしれません。
ルベン・バルガスを含めウインガータイプの選手が比較的多めに集まってるから攻撃的なチームに見えるけどアウグスブルクは案外そんなことありませんけどね(^^;)
今季のルベン・バルガスのポジション争いについて
ルベン・バルガスがいたルツェルンもほとんど4-2-3-1でやっていたそうで、そこはアウグスブルクとも似ています。
3トップにすることもそうないと思うので、中盤のサイドができる選手をリストアップします。
29歳 ハーン
28歳 タイグル
23歳 サレンセン・バゼー(ナイジェリア代表)
22歳 リヒター
※負傷離脱:2019/09/25~2019/10/14
22歳 イアゴ
※負傷離脱:2019/07/29~2019/09/25(半月板損傷)
21歳 ルベン・バルガス(スイス代表)
合計 6名
他にもセントラルプレイヤーのモラヴェクやフレデリク・イェンセン、サイドバックのマックスやリヒトシュタイナーやマッズ・ペデルセンといった選手たちがサイドハーフの経験はあるものの、彼らはそれぞれ本職のポジションで有力な欠かせない選手たちなのでサイドアタッカーからは外しました。
リストの中でサイドバックであるタイグルとイアゴだけが今季は実際に中盤のサイドで起用されていたので載せました。
怪我の影響があったのか正確な理由はわからないけど、サレンセン・バゼーだけがセカンドチームの試合にまわっているのでもしかしたら今季はトップチームに出ないかもしれません。
サレンセン・バゼーはハノーファー時代に見ていましたが、スピードがあってボールを持った時は脅威になるけど、キープ力や運動量が乏しく、フィジカルに難があって怪我しやすいイメージがあります。
右サイドはハーンとタイグル、左サイドはレフティのイアゴとルベン・バルガス、そして両サイドで特に変わらず器用にこなせるリヒターという大まかな分け方ができると思います。
ただそれほどきっちりと分けられてるわけでもなく、本職がサイドバックでレフティのイアゴ以外は全員が両サイドハーフが可能だと思っています。
アウグスブルクはチーム在籍期間もトップクラスに長いハーンがサイドアタッカーとしてもウイングとしても大事な戦力で、単純なドリブラーでなくチャンスメイクに徹することやスキがあればゴールを狙えるところが武器になっています。
近年そのハーンにも負けないぐらいのドリブラーでありチャンスメーカーでもあるリヒターが登場して、リヒターは特にゴールへの意識も高くてゴールにいろんな形で絡んでいけるアタッカーとして今じゃ欠かせない存在になりました。
リヒターがいるといないとで攻撃のバリエーションというか勢いがだいぶ違ってくるので、どちらかのサイドにリヒターは必ず必要だと思います。
そうするとリヒターと反対側のサイドを経験豊富なハーンとそのほかの選手たちが争う構図になるわけですが、ここは今のところルベン・バルガスが優位をとっています(^^♪
ハーンは生粋のサイドプレイヤーであまりインサイドでプレーすることがなく、それに対してリヒターやルベン・バルガスは積極的に中に入っていくプレーをするし、相手を揺さぶる効果があるのでリヒター&ルベン・バルガスの両サイドコンビは現状で考えられるベストだと思います。
その代わりに強力なアタッカーのいるチームに対してこの2人にどこまで守備を期待できるかは疑問なので、相手や戦況に応じてサイドバックが本職のイアゴやタイグルを組み合わせることも必要です(^^;)
例えば今季戦ったバイエルン、ドルトムント、レヴァークーゼン、メンヘングラートバッハの4チームとの対戦における合計失点は15にもなるので、いかに力負けしているかがわかります。
この失点の多さも最近では改善が見え始めているものの、最終ラインだけの問題でもないと思うので後半戦に向けてはそういった修正も必要かなと思います。
もう一つ突っ込むとするなら、ルベン・バルガスが左サイドをやることが多いですが、その場合には後ろにマックスがサイドバックとして控えています。
マックスは自陣からでも良いクロスをあげれるけど、積極的に上がってもらってゴール前に正確なアーリークロスというのも本当に魅力的なストロングポイントなので、ルベン・バルガスにはマックスの良さを引き出すようなそういうホットラインを築いてほしいなと願っています(^^♪
アウグスブルクを騒がせたグレゴリッチュの問題はとりあえず本人に罰則を科して決着したようです。
それでもグレゴリッチュが冬に、または来年の夏に移籍する可能性をクラブは否定したわけではなく、とりあえずクラブにいる間はそのプレーに期待を寄せられています。
実際にトップ下で攻撃の中心となり貴重な得点源にもなれるグレゴリッチュは、今のチームで彼と同じレベルでそのポジションをやれる選手はいません(^^;)
次節はアウェイでケルンと対戦しますが、シュミット監督は新監督が就任したばかりのケルンを警戒しています。
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