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アーリン・ブラウト・ホーラン(ドルトムント) ★オートグラフ19/20

アーリン・ブラウト・ホーラン

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ノルウェー代表の父親を持ち、生まれはイングランドのリーズであるが育ちはノルウェーノルウェー代表ストライカー。

天性のアスリートとしてのセンスと身体能力の持ち主であり、現代サッカーでも非常に類まれな異質のストライカーである。DFの視覚をかいくぐることに長けており、絶妙なポジショニングで味方からのパスを引き出す。スペースの有無を問わずボールコントロールに優れている。見た目に反してかなりのスピードがあり、ピッチを広範囲で駆け回る機動力もある。シュートにおいてはモーションが極端に短く、トラップしたボールを速く鋭くゴールの枠にとらえられることに人間離れした感覚を持っている。

 

 

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ホーランは2020年の冬にザルツブルクから完全移籍(移籍金は2000万€で4年半契約)してきました(^^♪

今季はまずザルツブルクでスタートしましたが、国内リーグ戦でもCLでもほぼ毎回のようにゴールラッシュでしたから、さすがにブンデスリーガにかぎらず多くの欧州サッカーファンに注目されたと思います。

筆者は話題になるまでホーランのことを知りませんでしたが、SNSでホーランのことをみんなが「怪物」「バケモノ」と称するほどの逸材…。

どんな選手か動画を見たらたしかに次元がぶっ飛んでて、ドルトムントにきたときにはこれはヤバい選手だなと思いましたね(^^;)

ホーランの国籍であるノルウェーですが、もちろん主要リーグで活躍する選手もそれなりにいますが、代表チームに関してはおよそ2000年以降は日韓W杯を最後にメジャーな大会には出ていません。

なのでかなりコアなサッカーファンでないと、ノルウェー人のサッカー選手やノルウェー代表なんてピンとこないでしょう。

ブンデスリーガには言われないとわからないようなノルウェー人選手がちらほらいまして、GKのヤースタイン(現ヘルタ)、MFのシェルブレッド(現ヘルタ)やノルトヴェイト(現ホッフェンハイム)など彼らもノルウェー代表の選手たちですね(^^♪

ホーランと同じノルウェー人ストライカーで言えば、筆者はギリギリ世代じゃないので詳しくないですが、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドでもあり今はそのチームで監督をしているスールシャールが最も有名ではないでしょうか。

スールシャールマンチェスター・ユナイテッドで100ゴール以上を記録していますが、ホーランはこれを超えられるかどうか楽しみですよね(^^♪

ちなみに筆者がわかるノルウェー人ストライカーは例えばアストン・ヴィラでプレーしていたカリュ―とか、日本で清水エスパルス名古屋グランパスでプレーしたヨンセンが懐かしいですね。

今も現役の選手なら実はひそかにジョシュア・キング(現ボーンマス)のファンでサインももらったこともあって、キングはちょっとだけメンヘングラートバッハにいたのがきっかけなんですけどね(^^;

こうしてみるとけっこうノルウェー人選手も活躍してるでしょ?

ホーラン繋がりでいいので地味に頑張ってるノルウェーの選手たちも応援してもらえると嬉しいです!

 

 

 

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前回のジャンと同様にホーランもドルトムントでの移籍初年度を迎えています(^^♪

ドルトムント移籍までの1か月近くはいろんな憶測や情報が流れていました。

まずホーランの獲得に有力だったと言われたのがザルツブルクと同じレッドブル系列のライプツィヒでした。

これまでも南野拓実(現リヴァプール)のような一部の選手を除いて、ザルツブルクからライプツィヒに選手が流れていくことはよく見られたことだったから。

ただ信頼できるストライカーが数名いるライプツィヒと、実質的なストライカーと呼べる選手がいなかったドルトムントではホーランを求める強さや熱意が違うと思うので、最終的にドルトムントがホーランを獲得できたのは自然なことだと思いました。

とは言っても、実のところザルツブルク側も貴重な得点源でダイヤの原石であるホーランをギリギリまで売りたくはなかったわけで、この移籍はホーランのサッカーに対する情熱や姿勢を尊重してくれたものと思います。

もっとホーランを手元に置いておけば、ザルツブルクは市場価値のさらに上がったホーランを例えばマンチェスター・シティパリ・サンジェルマンのようなお金のあるクラブに反則級の金額で売ることもできたはずです。

ザルツブルクは冬の移籍市場でホーランと南野を中心に何人か選手の放出があり、シーズン途中での戦力ダウンと引き換えに4000万€以上の移籍金を手にしました。

ホーランと南野の穴埋めとしてスイスのバーゼルから19歳だったオカフォールという選手を1000万€ほどかけて補強していますが、こちらも未来を見据えた投資と言えそうです。

そしてドルトムントはというと、開幕から活躍していたアルカセルが怪我での離脱から復帰後もチャンスを得られず、ドルトムントがホーランを獲得できれば確実に居場所を失うことからアルカセルの退団は避けられませんでした。

結果的になかなかの好条件でビジャレアルがアルカセルをとってくれたおかげで、ホーランの移籍金分もうまくカバーできてしまいました。

ただし、今季のドルトムントにとってアルカセルは唯一のセンターフォワードだったわけで、ホーランとの入れ替わりで頭数自体は変わっていないのが少し気がかりでした。

ファヴレ監督はたとえホーランやロイスが離脱したとしても、サンチョなりアザールなり強引にセンターフォワードにコンバートする考えがあったのかもしれません。

 

 

 

今季のホーランのポジション争いについて

ホーランのプレースタイルなら2列目やウイングでもそれなりに順応できそうですが、やっぱり最も力を発揮できるセンターフォワードが固定ポジションだと思っているので、1トップもしくは3トップの中央でプレーすることになります。

 

 

31歳 f:id:reon07:20200601194501p:plain ロイス(ドイツ代表)

 負傷離脱:2020/02/05~

28歳 f:id:reon07:20200601194501p:plain ゲッツェ(ドイツ代表)

27歳 f:id:reon07:20200601194610p:plain アザール(ベルギー代表)

 負傷離脱:2019/08/24~2019/09/13

26歳 Spain アルカセル(スペイン代表)

19歳 Norway ホーラン(ノルウェー代表)

 負傷離脱:2020/05/27~2020/06/07

合計 4名→4名

 

 

冬にアルカセルが退団してホーランが加入したのでポジションの頭数は夏と変わりません(^^;)

ロイスとゲッツェはトップ下が本職であり、FWとしてはセカンドトップという形で影からゴールを狙うタイプです。

アザールだけが汎用性が高くて攻撃的なポジションをすべてこなすことができます。

 

 

3-4-2-1

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ドルトムントがずっと欲していた1トップにホーランが加わりました(^^♪

シーズン序盤はアルカセルが1トップをやって開幕直後は調子が良かったんですけど、怪我で短期間離脱のあと復帰してからはさっぱり活躍できなくなりました。

ゲッツェをアルカセルの代わりに起用してみるも、ゲッツェは技術はあると思うけどFWとしての貫禄はまるでありませんでした。

結局、キャプテンでありFWで慣れているロイスがいちばんしっくりきたわけで、ロイスはボールの引き出し方もうまくてよく走れるしポストプレーもできます(^^♪

ホーランが加入した時点でゲッツェは完全に選択肢から外れてしまいました。

そして不運にもホーランが試合に出だしたタイミングでロイスの長期離脱が伝えられました(>_<)

初めはホーランの後ろでロイスの支えが必要になると考えていたんですが、そんなことはお構いなしにホーランは持ち前にセンスと適応能力だけであっという間にゴールを量産して、チームのエースとして文句のつけようがない活躍を見せました。

ホーランがこれだけ順応するなら、もうロイスもアザールも本職の2列目やウイングで安心して起用できるので1トップはやらなくてすむでしょう。

が…新型コロナウイルスによる中断明けのバイエルンとの大一番でホーランが負傷してしまいました(>_<)

その時にファヴレ監督がとった策はアザールかブラントを1トップに配置することだったんですが、実はこれは形だけのものでフェイクです。

実際の試合では最前線に人はいないし、サンチョとアザールとブラントが流動的に動いていてターゲットマンも見当たらない。

これが俗に言われる「ゼロトップ」というやつで、フォーメーションは3-4-2-1に見せかけた3-4-3-0のようになっています。

あくまでホーランがいない間の応急処置的なものでしたが、このやり方には善し悪しがあると思うので、やっぱりここにストライカーのバックアッパーがいないことはドルトムントの弱点だと思いますね。

あとは今季中に改めてホーランとロイスが揃ったときにはどういう形になるのか、サンチョもアザールもベンチに置くのはもったいないしロイスが控えになってもおかしくはないですよね(^^;)

 

 

 

ホーランのInstagram

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どうやらホーランも次節にはおそらく途中出場での復帰が濃厚です(^^♪

ホーランがいない間の攻撃陣はスピード感は落ちてなかったものの、ゴール前で決定的な仕事ができるパンチ力は欠けていました。

前節は初めてこのチームでセンターバックを務めたジャンがライン統率からビルドアップだけでなく、チームに決勝点をもたらすなどまさに神がかったパフォーマンスでした。

シーズンも残り4試合でバイエルンを追い越すのはほぼ不可能に近いんですが、ドルトムントドルトムントで最後まで勝ち続けられたらサポーターにもきっと満足してもらえるはずです。

 

 

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